本を読んでいると
知らないことに出くわしたり
興味をひかれることがあると
すぐにスマホで検索したりするのだけど
検索って簡単にできる分
簡単に忘れちゃったりするんです
完全に忘れるわけじゃなく
脳の引き出しのどこかには保存されるんだけど
すぐに引き出せるほど深くインプットしてないから
「あれ?この言葉はどこかで見たぞ」くらいな感じで
薄~い知識にしかなりません
今読んでる本の中で
これはちょっと覚えておいて
今度誰かと議論したいなと思った一説があるので
ここに書き写しておきます
~~
8匹のオスメス対4組のネズミが楽園に放たれた。
その楽園に敵はいない。働く必要もない。食料も水も豊富にある。
約300日後 8匹だったネズミは600匹以上に増えた。
楽園のキャパシティは3840匹。まだまだ余裕はある。
富を公平に分け合えばぬば幸せに暮らすことができる。
ところが しだいにネズミたちは争うようになる。
その結果 テリトリーに変化が出てきた。狭いスペースにぎゅうぎゅうに暮らすネズミと広いスペースでゆったりと暮らすネズミ。
言うまでもなく前者は負け組で後者は勝ち組。
勝ち組は暗黙のルール(秩序)のもと悠々と子育てに励むが負け組はいつでも小競り合い。性別や年齢に関係なく交尾(レイプ)しようとするオスも現れる。負け組のメスたちは子育ても上手にできない。産んでも産んでも 子ネズミは死んでしまう。子育てせず 子ネズミを無視(放置)するメスが多く出現するからだ。
負け組の一部のネズミたちは争いを避けて 引きこもりになってしまう。引きこもりのネズミは他のネズミとの交流も交尾も一切拒否し
孤独なまま一生を終える。
600日目。出生率の低下が始まり 死亡率がそれを上回るようになる。
新しい世代のネズミたちは 子育てやテリトリー抗争には関心を示さず 食事や身だしなみばかりに時間を費やす。
さらに後の世代のネズミたちは 略奪など反社会的な行動を繰り返すようになる。
そして1780日目 最大時には2200匹まで増えていたネズミは いよいよゼロになった。~
この文章は小説の中の一説なので
多少擬人化はしてるんですが
実際の実験でも言葉は違うけど同じ結果になっているので
興味深いと思いませんか?
本の後付けに記載されていた参考文献はこちら
実験結果の真偽は定かでなく
都市伝説っぽくもあるのだけど
これは誰かと話してみたいです
あ 最初からバカにして話を聞かない人は無理です(笑)
おもしろがって
会話を楽しめる人がいいな