形あるうちに行けるかどうか
自分の命がある間にいけるかどうか
半分諦めていた「軍艦島」ですが
ひょんなことから
旅仲間たちが行く予定ををしていると聞いて
ぜひ連れて行って欲しい!と
アピールしました
行く予定のなかったKちゃんとRちゃんまで巻き込んで
「行くしかない」状況を作った(笑)
港から船に乗って
1時間ちょっと
(もう少し近いと思ってた)
前日の雨で風が吹いて
海は白波が立ってます
上陸できるかどうかは
船長判断ではなく
島の波高計の数値で決めます
波の高さ70㎝以上は不可
20分ごとに
スマホのHPで更新されるので
それに基づいて可否を決めます
これは
とても公平で
危険回避できるシステムだなぁと感心しました
出航直後は74㎝
20分後の計測で72㎝
これは行けそう~と思ってたら
島に着いていざ上陸となった時
75㎝
次がダメだったら
もう上陸はあきらめです
そして・・
ダメでした
80㎝
まぁ
あきらめはつきます
船に慣れてない乗客を
足場の悪い桟橋で降ろすのはとても危険です
無理をして事故になるのは
お客さんだって嫌ですもん
そんなんで
今回は上陸できず
その代わりに
島の周囲を右回り 左回りと
右舷左舷両方から見られるように
ぐるりと回ってくれました
台風などで海が荒れると
波が5階建てのアパートを飲み込むほどだったそうです
電気や水道も
年毎に整備されていき
映画館や娯楽施設もあって
生活に困ることはなかった
かもしれませんが
自然の驚異とはいつも隣り合わせです
逃げ場のない海の孤島
どんな暮らしだったのだろうと
思いを馳せます
コンクリートのため
植物が育ちません
花を見たことがない子どもたちのために
土を取り寄せ 盛って
花壇を作ったそうです
建造物を見るのも好きですが
そこで暮らした人々の生活を想像するのはもっと好きです
映像や画像で見るのと実際にこの目で見るのとでは
まったく違います
風や匂いや
肌で感じる感覚
これが体験したかった
船上のため手振れがひどいけど
動画もとってみたよ