皆様
こんばんは 店長です。
本日はいかがお過ごしでしょうか
今日はかなりの雨降りの中足元が悪く外出を控えたい方も多いのではないかと思います。

私は今日はお休みを頂き家でゆっくりとさせていただいております。

その中で、今日は私が心に残る詩を書かせていただきたいと思います。

「背負う」
柴田トヨ

教科書を
風呂敷に包んで
学校に通っていた息子
私と母とで内職をしてランドセルを買ってあげた
母ちゃんありがとう
家中をランドセルを背負って駆けまわっていた健一
あれから 58年
あなたは今
何を背負っているのかしら



以前の産経新聞朝刊「朝の詩」で掲載されていました。
詩集「負けないで」がベストセラーになった柴田トヨさんの一編です。

息子、健一さんは他界されていると言うことで、この「背負う」という意味は生前なのか、そうでないのか

生前だと、仕事や健康、家庭問題…色々ある中で心配されていたのかと

トヨさんの母心に心打たれます。
短い詩ではありますが心に響く詩です。

「人生の黄昏」という言葉が頭に浮かんで来ました。

皆様には今まで心に残った言葉はありますでしょうか
言葉は「言霊」だと思う今日の夕暮れ前でございます。