11月3日、米沢・ライブアーブで、『itsumo-no-yoru』。
私は、ギター背負って、東京から参戦。
ドアを開けると、懐かしいイノウエゴロウさんが、大きな手を広げて、
迎えてくれた。リハで、「墓には入れないよ」を歌ったら、PAをしながら、
一緒に口ずさんでいる。ああ、覚えていてくれたんだ。
そうこうするうちに、島貫仁一さんも到着。今、北海道で働いていて、
米沢に戻って来たという。ボヘミアンな感じが、相変わらずで、うれしい。
初対面の千葉千代史さん、ジャムさん、ジゲンさんは、宮城から来たという。
ライブが始まる。
イノウエゴロウさん。一発目の「絵本」から持ってかれる。
大人になったがんじがらめの自分が、捨ててきた大切なもの。
ノスタルジイなんてもんじゃない。この激情の破れ目を見よ。
一生、歌ってほしい。
千葉千代史さん、ノリノリの歌とギターで、ジャムさんのベース、
ジゲンさんのパーカッションが、さらに盛り上げる。
スパニッシュで悪魔的な「ロザリオ」という曲がよかった。
島貫仁一さん。この人が歌うと、空間が広がる。海辺の景色や星空や。
漂泊の思いやまず、旅してきた分だけ、広がるのだろう。でも、帰る場所が
あるのはいいな、と言っていた。それが米沢。ライブアーブか。
鎌倉の思い出を歌った「あじさい」のせつなさは、新境地。
私は、喘息を抱えて心配だったが、ライブの前にお詣りした
上杉神社のご利益か、歌ってる最中、咳き込まずに済んだ。
でも、それだけではつまらない。
3曲目の「Keep on running」辺りから、息を吹き返した。
声に精気が宿り始めた。気道が狭くなっているから、声は伸びない。
だが、行ける、と思った。人馬一体、赤兎馬に乗ってシャウト!
アンコールが来て、うれしかった。闘う菩薩のような女性に捧げた、
「夜の髪~白川和子に捧ぐ~」を歌った。
米沢の武者達、宮城の武者達、ありがとう!また逢おう。
P.S. 紅葉を背負った上杉謙信。ライブの前に逢えてよかった。
背中で語る謙信。
~蓮沼ラビィ 近日ライブ~
●11月9日(土)谷保・かけこみ亭
野村昌毅企画
「かわうそ亭 二杯目」
開演:19時 投げ銭+オーダー
出演: 野村昌毅、蓮沼ラビィ、宮尾節子
●11月16日(土)北区・滝野川会館小ホール
「憲法フォークジャンボリーin東京 2024」
☆29組出演。蓮沼ラビィは、18:40~18:55まで歌います!
滝野川会館
東京都北区西ヶ原1-23-3
TEL:03-3910-1651
●11月30日(土)国立・ギャラリービブリオ
「響 ー Hibiki ー 蓮沼ラビィ・しのはら実加 ふたり会」
北の下町・浅草の舞姫と南の下町・蒲田の歌姫が、出会いの地、
西郊の奥座敷で繰り広げる魂の共鳴。
開場:16時半 開演:17時
料金:2500円
出演:しのはら実加(舞踊)、蓮沼ラビィ(歌とギター)
※要予約。限定23席。
☆ギャラリービブリオ
東京都国立市中1ー10-38
TEL: 042-511-4368