句読点がついている文章は、怒って見えるから、
だから、今は皆使わない。

と、言われた。

「句読点が、怒って見える」
とても、素晴らしい感性だとおもうが、
文字を書く事を始めた子供が言うならともかく

成人した方、しかも、ビジネスシーンで、
「今の流行りは、句読点なしだから、
ウチの会社も、句読点、辞めましょう。
古いですから」には、驚いた

家族内、友人内、親しい関係の者同士や
ビジネスでも、コアで、閉鎖的なコミュニティなら
良いかもしれないが
日本企業でも、
グローバル化を目指し、公用語が、英語とかという企業もあるらしい

しかし、うちの会社違うし
接客業で、しかも不特定多数な上に
確かに、若者相手でもあるが、
40代50代それ以上のお客様も多く
手書きも少なくない、
手紙のやり取りをするのに

それでは、困る。
と、いうか、きちんとした文章も書けてなおかつなら、良いが

チャットやラインは、話し言葉に近く、
その場で、文章のやり取りができるから、
便利で良いし、
意思疎通しにくいことも
その場で訂正できる。

しかしながら、
手紙やメールはそうはいかない

まだ、電話の普及が、なされていなかったころ
電報で、やり取りをしていた時の
行き違いエピソードが、山程ある

今では、チャットやライン中でおきている
歴史は繰り返す??

例えば、

「いつかあいましょう」
「5日?」
「いつか、あいましょう」
「何月の5日ですか?」
「いえ、いつかです」
「5日あいましょうでしょ」
「いつか、です。」
点、いらなくないですよね。

二度とお会いしたくない人を
煙に巻くにも酷すぎる断り方

もしそうなら、いつか、自分にかえってくるとは、
思わない人ならでは、できること

でも、逆に
大切な人とのやりとりだったら?

そして、何万、何十万のお金を動かすビジネスで、
出会う方なら、
価値観も様々、

こんな誤解をしていたら、
取れる契約が取れないどころか
大損害
お金で済めばまだましで、
信用問題にもなってくる

言葉をわざとちがうようにとり、
戦争や争いを起こした歴史もあるから、
流行りや最先端が、すべて良いとは限らない。

ましてや、読んで下さる中には
そんな、ルール知らなかった
と、いう方もいるかもですよね。

多様性が、ありすぎて
難しい世の中です。

因みに、ど、昭和な時代に
そんなことを言った日には、
勉強出来ないから、そんなこと言ってとか、
文盲だとか、
陰口、悪口の嵐でした

因みに私の家庭、地域では、
ほぼ、標準語の関東地方で、生まれ育ちましたが、
その地域独特な言い回しや
家だけで使う言葉があり、

特にウチの家庭はそれが多く
家族だけでわかっている
言い間違いをそのまま、
笑って使い続けるような
家で育ったので、

作文の時間、先生に

それは、日本語じゃないから、
きちんとした言葉で、書きなさい
意味が通じなければ、
作文じゃないとまで、
言われた劣等生で、ございました

懐かしきあの頃

そして、今でも
断りたくて、言っているのか
本心で、言っているのかわからなくて苦労する日々を送っていますが、

苦労していない人は
大抵、そこらへん、良くも悪くも気にしない方で、
ある意味、すごい鈍感力をもっていて
羨ましいかぎりです。

でも、こういう人に限って、

相手のイツカの勘違いを泣きながら責めるんですよね

ちゃっかり、わからないように文章なおしたりして
わからないようには不可能なのに

どちらの生き方が、楽なのだろうか
楽しいのだろうか、悩ましい毎日です

最後まで読んで下さりありがとうございます

はすのゆめ