隻手音声の公案から、きている題名です。


久しぶりに本棚の奥から出てきた本を

読み返して、再び感涙して、しまいました


公案とは、禅宗の雲水が、どれだけ悟りをひらいているかを競いあうために考えるクイズのようなものです。

ホントか怪しい

座禅をするときに無になるために

公案のこたえを考えるとか?


違ったかな~~ハハハハ


どんだけ、高校時代に有り難いお話を

いいからげんに聞いていたか忍ばれるエピソードです。


いや確か公案は、雲水から、偉い方への質問かしら?!

興味のある方は、ヤフー先生に聞いてくださいませ。


どういう質問かと、言うと


両手で、手を打てば、音がします

片手で、手をうつと、どんな音がしますか?

と、言うもの。


学生時代、

音なんてしないてか、するはずない

なんて、むちゃくちゃな

禅は、難しいと、おもっていた。


てか、そんなアホな女子高生相手なので、

先生も

頭が、カラカラと、なる音なんて、言って笑っていた

真剣に冗談です。



きちんと、こたえを書いてある本も読んだが

馬の耳に念仏だよホントに


この本を読んで、

初めて、その公案の納得のいく、

こたえを貰えたと言うか


こんな風に思い合える大人になりたい

と、思った



さて、椹野道流さんのこの

鬼籍通覧シリーズは、椹野さん自身も

実際の監察医さんであるらしい。


監察医さんのお話です。

死んだ方の声なき声を聞く仕事

そして、亡くなった方の声を届けるお話

一冊完結である。

そして、監察医をしながら、二足のわらじで、

文筆業もしていらっしゃる椹野道流さんは、

blも書いている


この話には、無いので、

苦手な方も大丈夫です


ステップファミリーのはなしです。

母親と再婚相手との間に兄弟ができる


その時、つれ子は、、、、


救いのあるようなないような、

でも、もしかしなくても、

ステップファミリーのママやパパだけでなく、

お子さまにも読んで貰いたい。


ちょっとした、ボタンのかけ違い、

でも、こういう考え方をすれば、

誰も悲しまない。


前に紹介したbl苦手な人はスルーしてください


 

 



 

 

とは、少し違う家族のカタチ

再婚した母親と父親の連れ子との家庭が

落ち着いたので、父親に預けられていた子を

母親が、引き取る事になった子供の心境!!


母親の再婚相手の子供が、自分の母親になつき、

疎外感をもつ子供。


全ての子供が、当てはまるとは、限らないし、

それぞれの正解は、

それぞれの個性によることも大きいと思う


物語、されど、物語

でも、全員が、血が繋がらなくても

とやかく言う人はいるが、

こういう考え方もあると、思うことが大切


世の中には、夫婦喧嘩が、絶えなくて

子供の居場所さえ、無いくらしもある

見た目や世間の目で、

普通を押し付けてはいけないと

我が身を振り返ることしきり、



 

 


同情するなら、金をくれ


同情されるほど、嫌なものはない!!


隻手の声は、同情と、いうより、、、、

人は、見た目や、固定観念で、見てはならぬとも教えてくれる一冊です。


最後まで読んで下さりありがとうございます

はすのゆめ