「たとえばこんな オトコ・キモノ」展05
着物の展示会というと、何だか悪の代名詞のようなイメージもあります。
囲まれて、巻かれて、褒め上げられて、帰れない…高額のローン…的な。
食べ物の予約があったり、食事やお土産が出たり…的な。
会期中にパーティーなんかがあるパターンも…。
ところで、「たとえばこんな オトコ・キモノ」展は、着物の展示会です。
囲もうにもそれだけの人出もなく、巻きますが、褒めるというか現実的なアドバイスを。
見るだけ見て、触るだけさわって、自由に出入りができます。
ささやかですが、ちょっとしたお土産もちょっとだけご用意しました。
会期中には、主に着物を着た男たちでカレーパーティーをします。
これに留まらず浅草でグダグダと着物話をしながら呑みます。
予算とか、価格とかの話
目の前でドンドン下がる通常価格も、着物の展示会の名物と言えますが、
染織こだまの出張展は、定価販売です。
ここでいう「定価」とは、染織こだまが通常、宮崎の店舗で付けており、
ネットショップでも販売している価格です。
反物(生地)代+仕立て代(縫製代)+オプション(衿形状とか、減縮加工とか)
大体こんな感じで構成されています。
地元宮崎の、ベテラン和裁士さんに手縫いで縫っていただいて、
我々が水通しをして、居敷当て(いしきあて:お尻部分の強化生地)を
つけて、15,225円という価格を、木綿の生地代に足せば、それですべて。
オプションも数百~数千円の違いに過ぎません。
そんな木綿、そしてウールの価格ですが、数千円~数万円。
中心価格帯は2万円前後の生地代に、上記の仕立て代です。
また、7,560円ながら、あなどりがたい生地もあります。
お支払い方法は、現金または振込です。
(来年からはカード決済も導入する予定です)
いかがでしょうか?
予算やお支払い関係のお尋ねをいただいておりましたので、
簡単ではありますが、「木綿展」および今回のコンセプト展の
仕組みをお知らせすることにしました次第です。
正直に書いておくのって、やっぱり同業の皆さんとか見るだろうし、
どうなんだろう、ご迷惑にならないかな?って考えるのですが、
これで少しでも不安を持たれる方にとって有益な情報になれば。
着物の展示会。
染織こだまの場合は、こんな感じです。
さて、準備も順調。ご期待ください☆