「たとえばこんな オトコ・キモノ」展02
昨日に引き続き、12月に開催されます男の着物展のお話です。
主に女性向けとされるポップテイストや大きめの柄の反物も、実は男性なりに
楽しく着こなせちゃんだぜって話を、その経緯から長々と書いてきました。
僕は、ダークトーン、ベーシックな男性の着物も着ますが、明るめの色合いや、
パンチの効いた柄のものも楽しんでいます。
たとえばこんな イセ・モメン
ピンク×ホワイト×グレーの細かな格子(チェックといったほうがわかりやすい?)
実はこれ、きくちいまさんの著作『きくちいまの大人かわいい着物読本』の表紙で、
いまさんがお召しのものと同じなのです。
このあたりは、ある意味典型的な、染織こだま提案の「反物は男女両用」です。
グレー、ブルーグレー、黒、濃紺、深い緑あるいは海松色・・・沢山合わせられそう。
あ、羽織をイメージしてました。帯は臙脂・焦げ茶もいいですねぇ。
単に「赤い着物が良いなぁ」といっても、複数色の組み合わせで生み出される色は、
数多くのバリエーションを持ちます。こちらは久留米絣。
今度は色別での展示もしてみたいと思っていますが、中でも赤はオススメのカラー。
先だって西宮で誕生した赤着物男子の姿を見ると、やっぱり「あり」だと感じます。
染織こだまさんから、仕立て上がった着物が届きました♪ (着物のいろは )
「たとえばこんな オトコ・キモノ」展の一端をご紹介いたしました。
女性用に準備されたはずの反物たちは、着物男子のためのインフラたり得るか。
あと2~3回ほど続きます。
■ 「たとえばこんな オトコ・キモノ」展(Facebookイベントページ)
あ、女性向けの転用だけのイベントじゃないんですよ(コソッ)