「時速一里の旅」とは? | はすのやにっき

「時速一里の旅」とは?

昔の距離の単位 里(り) 町(ちょう) 間(けん) などがあります。

一里は今で言うところの3.9273kmであるとされています。

ほとんど4km/hと考えていいと思いますが、これが前提となります。


おおよそ人の歩く早さが時速4kmで早足の人で5、急ぎ足で6km

くらいの速さではないでしょうか?


さて、僕は歩いて旅をすることが、とても好きなのです。

普段は見えないもの、自然の姿であるとか季節の移ろい、

そして出会う他者とのコミュニケーション。

過程より結果を重視する旅では得られないものがたくさん

あるのです。


自然と寄り添って歩く、すなわち自然と和する旅です。

和服を纏い、帯をキリリと締め、されど気持ちはとてもリラックス。


一人になってのんびりと旅をするとき、時速一里の早さからは

様々な余禄があるんです。一休みするのにも、一里の距離は

ちょうど良い。

故に一里松があり、そこには茶店があった・・・。

今は消えてしまったものも多いけど、人間性回復のために

時速一里の旅、おすすめしますよ。