こんにちは。
離乳食、幼児食講師の松井延子です♪
遅くなりましたが、新年第一弾のメールです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
さてさて、
今回のテーマは、料理講師らしく(笑)、
子どもの食べムラについて。
先日、1歳過ぎのお子さんのママから
ご質問がありました。
現在、なんでもよく食べていますが、
この先、食べムラが出ないように、
気をつけたほうがいいことはありますか?
まわりのママから、
「幼児になると食べムラがでるわよ」と聞き、
今からできることはないかということです。
私は、
「あまり気にしすぎないこと」をご提案。
もう少しわかりやすくいうと、
「幼児になると食べムラがある」という前提を、
自分の中につくらない。
そういうイメージで子どもを見ない、
ということです。
また、何をもって食べムラというかは、
それぞれなので、
一概にはいえない部分もありますが、
「食べムラ=避けたいもの」
「食べムラ=ネガティブなこと」と決めつけないこと。
そもそも、なんでも残さず食べる子どもが良くて、
苦手な食べ物がある子どもが、、、というのも、
単なる思い込みかもしれません。
過去にこんなことがありました。
1歳の子どもが、よく食べていたかぼちゃを、
食べなくなってきたというのです。
季節は、ちょうど今頃(1月頃)です。
それを伺った私は、
「食べ過ぎて飽きた可能性もあるし、
旬が過ぎて、おいしくなくなっているから、
食べっぷりが悪くなった可能性もありますよね」
とお話しました。
ママは、ハッとした様子でした。
今は、季節や国を問わず、
どんなものでも手に入りますが、
昔は、旬のものしか手に入らなかったので、
ごく限られた食材で料理をつくって、
食べさせていたはず。
そうであれば、一見、
偏っているようにみえる食べ方でも、
少ない食材でも、大丈夫だったりします。
また、間食が多すぎていて、
単純にご飯(食事)に食べムラがでていた!
なんていう例もあります。
まぁ、いろいろありますが、
子どもの食べ方をみて、気づくことは多い。
そして子どもは、
野性の感みたいなんもので、
食べない食べるを決めることが多く、
意外に、子どもの方が
カラダに負担のかけない食べ方を
していることもあります。
そこで、
一番、気をつけてほしいのは、
■ママの不安を先攻させない。
最初にお話した「前提」をつくらないということ。
■ネガティブなイメージを植えつけない。
たとえば、ただ咳払いをしただけなのに、
悪い病気のイメージを膨らませすぎたり
しないということ。
また、食事について、具体的には、
■食べないからといって、
食事以外のものを多くあげない。
例としては、
ご飯類を食べないので、
その代わりにフルーツやお菓子がメインになるとか。
■間食を与え過ぎない(あげなくてもいい)。
■お腹が空いてないなら、食べなくてもいい。
または、ムリに食べさせない。
子どもは体調が悪いときは、主食をぬいたり、
一食抜いたりします。
それをムリに食べさせなくてもいいです。
離乳期も同様です。
食べっぷりが悪いのに、
がんばって2回食や3回食にしなくてもいいです。
「三食、食べさせなければいけない」
「間食で補充しなければいけない」
「ご飯とおかずをバランスよく」
「食べムラをなんとかしなければ」
などなど、他の人からの情報、雑誌やネットの情報、
いろいろあると思いますが、
できるだけ、手放せるといいです。
カンタンに手放せて、悩みがなくなれば、
私の仕事がなくなっちゃうかもですけど(笑)。
手放したとして、
何を基準にして選んだらいいのか。
自分の中に芽生えた不安や思い込みを、
どう解消していったらいいのか、などなど、
こういった知識や意識のこと、気持ちのこと、
そしてママ(女性)不安やお悩みにも、
もっと寄り添えるといいなと思っています。
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