昨日2日、行ってきましたー大林監督の講演会
。
会場は長岡グランドホテル。初めて行った。
仕事がおして間に合うか不安だったけど、思いのほか道路が空いていて余裕しゃくしゃくで間に合った。
そのお陰でかぶりつきで大林監督を拝めましたです!
演題は「映画が伝える古里の文化力」。TVでしか存じ上げなかった監督が目の前にいらっしゃる!最初はその感激で高揚してたけど、訥々と一言一言刻み付けるような穏やかな語り口に次第に引き込まれていきました。
温故知新、監督が講演の中で何度か使っていた言葉。監督曰く、子供は未来を生きる未来人、私たち大人は今を生きる現代人、温故知新というのは子供と大人が共存していくことを言うのだと。
長岡花火に込められた追悼と平和への願い。その平和な世界を築いていくためのメッセージを未来に生きる子供たちに伝えていくことがどれだけ大切なことか。そのためにも古里に対する誇り、文化を敬う心も大切なのだと。
その文化と誇りがこの長岡の街にある。経済も重要だがそれ以上にこの街にはそのふたつを育てる土壌がある。だから監督は長岡に対して「ただいま」と言いたくなると。
今回の映画を作るにあたって、市民の方が「映画を作る会」を立ち上げた。それは大変意味のあること。映画会社が作ったものは例えヒットしたとしても明日には忘れ去られるが、市民のみなさんが未来に伝えたい、記録したいという想いで作ったものはずっと先まで残っていくもの。それに関わることが出来たのは幸せですと。
昔黒沢明監督には息子のように接していただいた。ある時「夢」という映画を作ることになったが、日本の映画会社は、そんな人が見た夢の話など面白いと思うはずがないと作らせてくれなかった。それを知ったルーカス、スピルバーグ両監督が資金を集めてくれたお陰でこの映画を作ることが出来た。ルーカス、スピルバーグのふたりは、監督はもうお年だから、私たちが世界各国へ行って撮影してきます、だから監督はその絵を使って映画を作って下さいと言ったそう。しかし、黒沢監督はそれは違うと。私が撮りたいのは映像ではなく映画なのだと。そこに住む人たちの息吹をその現場で撮りたいのだと。例え外国に行っても指示は日本語で出す、その方が私の想いがきっと伝わるだろうから。僕の後は大林監督についでほしいと。だから私もここまでやってきたのですと大林監督。
今は積極的に子供と関わるようにしている。写真を撮る時にやるピースサインはアメリカを真似て監督世代の方々が広めた。ある時子供にピースの意味についてたずねた。子供は平和だと答えた。でもピースサインはPじゃなくてVだ、Vの意味はと訊かれてビクトリー、勝利だと答えた。「じゃ、勝利が平和なの?」と子供に訊かれて愕然としたと監督。勝利が平和だと言えるのは戦勝国だから。私たち敗戦国はそうじゃないだろうと。二度と戦争はしないと誓うことこそが平和なのだと。そのことを伝えていけるのは私たちなのだと。その経験から今ではピースサインを止めて、手話でいう”I LOVE YOU”を表す、親指、人差し指、小指を立てるポーズをやっていると、実演を交ぜて説明して下さいました。
ワタシの文才では監督の講演内容をこんな簡単にまとめることしか出来ないのが口惜しいけど、監督の言わんとしていること、ほんの少しでも自分の中にしまいこめたような気がしています。
今まで意識していなかったこと、言葉の上っ面だけとって理解したつもりになっていたことが、おぼろげながらでも実感を伴って伝わってきました。
映画の持つ世界を変えるほどの力の大きさと愛情、街づくりの意味、誇りを持つこと、平和への願いと実現に向けてのちいさな一歩、監督のお陰でたくさん教わることが出来ました!
大林監督本当にありがとうございました!
また、このような素晴らしい機会を設けてくださった関係者の皆様にも心よりお礼を申し上げます!
会場は長岡グランドホテル。初めて行った。
仕事がおして間に合うか不安だったけど、思いのほか道路が空いていて余裕しゃくしゃくで間に合った。
そのお陰でかぶりつきで大林監督を拝めましたです!
演題は「映画が伝える古里の文化力」。TVでしか存じ上げなかった監督が目の前にいらっしゃる!最初はその感激で高揚してたけど、訥々と一言一言刻み付けるような穏やかな語り口に次第に引き込まれていきました。
温故知新、監督が講演の中で何度か使っていた言葉。監督曰く、子供は未来を生きる未来人、私たち大人は今を生きる現代人、温故知新というのは子供と大人が共存していくことを言うのだと。
長岡花火に込められた追悼と平和への願い。その平和な世界を築いていくためのメッセージを未来に生きる子供たちに伝えていくことがどれだけ大切なことか。そのためにも古里に対する誇り、文化を敬う心も大切なのだと。
その文化と誇りがこの長岡の街にある。経済も重要だがそれ以上にこの街にはそのふたつを育てる土壌がある。だから監督は長岡に対して「ただいま」と言いたくなると。
今回の映画を作るにあたって、市民の方が「映画を作る会」を立ち上げた。それは大変意味のあること。映画会社が作ったものは例えヒットしたとしても明日には忘れ去られるが、市民のみなさんが未来に伝えたい、記録したいという想いで作ったものはずっと先まで残っていくもの。それに関わることが出来たのは幸せですと。
昔黒沢明監督には息子のように接していただいた。ある時「夢」という映画を作ることになったが、日本の映画会社は、そんな人が見た夢の話など面白いと思うはずがないと作らせてくれなかった。それを知ったルーカス、スピルバーグ両監督が資金を集めてくれたお陰でこの映画を作ることが出来た。ルーカス、スピルバーグのふたりは、監督はもうお年だから、私たちが世界各国へ行って撮影してきます、だから監督はその絵を使って映画を作って下さいと言ったそう。しかし、黒沢監督はそれは違うと。私が撮りたいのは映像ではなく映画なのだと。そこに住む人たちの息吹をその現場で撮りたいのだと。例え外国に行っても指示は日本語で出す、その方が私の想いがきっと伝わるだろうから。僕の後は大林監督についでほしいと。だから私もここまでやってきたのですと大林監督。
今は積極的に子供と関わるようにしている。写真を撮る時にやるピースサインはアメリカを真似て監督世代の方々が広めた。ある時子供にピースの意味についてたずねた。子供は平和だと答えた。でもピースサインはPじゃなくてVだ、Vの意味はと訊かれてビクトリー、勝利だと答えた。「じゃ、勝利が平和なの?」と子供に訊かれて愕然としたと監督。勝利が平和だと言えるのは戦勝国だから。私たち敗戦国はそうじゃないだろうと。二度と戦争はしないと誓うことこそが平和なのだと。そのことを伝えていけるのは私たちなのだと。その経験から今ではピースサインを止めて、手話でいう”I LOVE YOU”を表す、親指、人差し指、小指を立てるポーズをやっていると、実演を交ぜて説明して下さいました。
ワタシの文才では監督の講演内容をこんな簡単にまとめることしか出来ないのが口惜しいけど、監督の言わんとしていること、ほんの少しでも自分の中にしまいこめたような気がしています。
今まで意識していなかったこと、言葉の上っ面だけとって理解したつもりになっていたことが、おぼろげながらでも実感を伴って伝わってきました。
映画の持つ世界を変えるほどの力の大きさと愛情、街づくりの意味、誇りを持つこと、平和への願いと実現に向けてのちいさな一歩、監督のお陰でたくさん教わることが出来ました!
大林監督本当にありがとうございました!
また、このような素晴らしい機会を設けてくださった関係者の皆様にも心よりお礼を申し上げます!