「太陽光発電+蓄電池」がようやく選択肢に入ってきました。

 

 

いつも読んでいただいて

ありがとうございます。

 

埼玉県北本市で "楽しむ家づくり" の

お手伝いをしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

 

昨年の取材時に原カメラマンに撮っていただいた1枚。

 

すごしやすい間取りや

素敵なデザイン

つかいやすいキッチンなど

 

一つひとつを

みんなで相談しながら決めていく

そんな、家づくりの楽しさを

満喫してもらいたくて

はりきって工務店やってます。

 

こんなおうち、つくってます。 

 

そんな "楽しむ家づくり” を

もっと多くの人に 知ってもらうため

 

はじめたブログの

今日が360日目です。 

 

 

 

このブログは

実は今日2投稿目になります。

 

なぜ?ということなんですが

そのわけは

 

365日、毎日書くブログとして

始めたこのブログですが

 

途中に、体調を崩したり

コンピューターが突如ダウンしたりで

計4日、アップできていない日があります。

 

そこで、365日目にあたる

10月17日まで

今日から2回/日の投稿をして

なんとか辻褄合わせを

と考えている、というわけなのです。

 

 

 

ということで

このブログのテーマは

 

昨日のブログ

‟「太陽光パネル」の大容量化、なぜその流れに?”

 

 

 

で少し触れた、蓄電池の採算性について

お伝えしたいと思います。

 

 

少し前まで、太陽光パネルの容量を

パワコンの容量に合わせて

4~5kWhくらいにすることが

多かったように思います。

 

ところが、最近は設備機器の金額が

だいぶ安くなったことや

 

パワコンのMAX容量の1.5倍位まで

パネル容量を増やすという傾向になって

7~9kWhくらい載せるケースが

増えてきています。

 

というのも、発電量が

パネル容量の7割以上になる割合が

それほど高くないからなのです。

 

なので、トータル的にCPが高いのが

パネル容量7~9kWhを搭載する

ということのようです。

 

 

 

 

そこで仮に、7kWhのパネル容量

10kWhの蓄電池容量の場合で

その採算性について

シミュレーションしてみましょう。

 

 

まず、年間の発電量を算出します。

 

目安として、おおよそパネル容量の

1200倍といわれていますので

 

7✕1200=8400kWh

 

が、年間の発電量になります。

 

 

次に、蓄電池ナシの場合とアリの場合を

比較してみましょう。

 

蓄電池ナシの場合の自家消費率は約25%

アリの場合は約70%程度といわれています。

 

また、自家消費での電気代節約額は

現在の昼間の電気代として40円/kWh

 

売電額を当初10年間が16円/kWh

それ以降を10円/kWhとします。

 

また、蓄電池の寿命は15年としましょう。

 

この条件で考えてみます。

 

 

当初10年間

 

蓄電池ナシの場合(自家消費率25%)

8400✕0.25✕(40-16)✕10=¥504,000-

 

蓄電池アリの場合(自家消費率70%)

8400✕0.7✕(40-16)✕10=¥1,411,200-

 

その差

1,411,200-504,000=¥907,200-

 

 

11年目~15年目の5年間

 

蓄電池ナシの場合(自家消費率25%)

8400✕0.25✕(40-10)✕5=¥315,000-

 

蓄電池アリの場合(自家消費率70%)

8400✕0.7✕(40-10)✕5=¥882,000-

 

その差

882,000-315,000=¥567,000-

 

 

差額の合計は

 

907,200+567,000=¥1,474,200-

 

となります。

 

 

いま、10kWh容量の蓄電池が

120万円くらいまで

値が下がってきていますので

 

¥1,474,200ー¥1,200,000=¥274,200-

 

お得です、ということになります。

 

 

受電契約の容量を最小に出来るので

基本料金を抑えられるとか

 

将来の電気代高騰へのリスクを回避できる

というメリットもあり

 

また、蓄電池に対する補助金も

使えたりしますので

 

蓄電池の廃棄代を差し引いても

十分に元が取れる

ということが

ご理解いただけるかと思います。

 

 

もしご興味がある方は

工務店さんにご相談してみてください。

 

 

 

 

 

 

今日は、

‟『蓄電池』で元が取れるようになってきた!これ本当なの?”

というテーマで

蓄電池の採算性について

最新の状況をもとに

シミュレーション

してみました。

 

 

 

 

今後も ‟楽しむ家づくり” をテーマに

参考になる話題を このブログで

紹介していきます。

 

ぜひ、ブックマークして

引き続きご覧ください。

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

 

このたび、温熱に関する、物件ごとの監修を

『松尾設計室』 松尾和也さんに、お願い出来ることになりました。

ご希望の方は、是非ご相談ください。

 

また、耐震構造に関しても

『構造塾』主宰 佐藤実氏に随時相談できます。

 

 

 

 

‟楽しむ家づくり” のパートナー

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