これからの時期「照り返し」の熱にも注意が必要です。

 

 

こんにちは

埼玉県北本市で "楽しむ家づくり" の

お手伝いをしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

 

父の一周忌に、みんなが集まってくれました。

 

すごしやすい間取りや

素敵なデザイン

つかいやすいキッチンなど

 

一つひとつを

みんなで相談しながら決めていく

そんな、家づくりの楽しさを

満喫してもらいたくて

はりきって工務店やってます。

 

こんなおうち、つくってます。 

 

そんな "楽しむ家づくり” を

もっと多くの人に 知ってもらうため

 

はじめたブログの

今日が230日目です。 

 

 

今日は暑かったですね。

地元の北本では、30℃の真夏日でした。

 

大気中の水蒸気量も12g/kgほどあって

一昨日の8g/kgと比較すると

1.5倍も増えていますので

 

チョット「蒸す」感じもありますね。

 

 

そして、なによりもキツイのが

この時期の陽射しの強さです。

 

直接の陽射しも勿論なのですが

日射熱で温められた

隣の家の屋根や外壁からの照り返しも

けっこう影響が大きくて

 

隣家の屋根や壁からの照り返しも侮れません。

 

 

2階の掃出し窓から見える

隣家の白い外壁の表面温度が

50℃近くになっていましたので

 

窓からの照り返しが

かなり暑く感じました。

 

体感温度は、室温と周囲の表面温度とを

たして2で割った値になります。

 

体感温度=(平均輻射温度+室内温度)÷2

 

 

かなり単純化して考えると

窓の表面積が部屋全体の10%くらいで

その部分の温度差が25℃だとすると

 

おおよそ体感温度を2.5℃も上げるほどの

影響があるということになります。

 

 

これは、建物同士がかなり近接していて

隣家の屋根や外壁が

窓からの景観の大半を占める状況での

シミュレーションです。

 

やはり、建物配置には余裕をもって

計画することが大切だというのが

 

こういったことからも

見えてきますね。

 

せっかくの窓も、近接しすぎていると開けられません。

 

計画段階において、隣家の配置は

コントロールできませんし

 

直接の陽射しの影響は

とても大きいので

 

どうしても、直達日射に対する

日射遮蔽に、注意が行きがちですが

 

 

隣接建物や駐車している自動車

アスファルトの舗装道路など

夏場の照り返しが強い要素に対しては

 

植栽や、ルーバー、外付ブラインド

シャッター、雨戸、Low-Eガラス等の

 

 

落葉樹を中心にバランスよく庭を設えれば、

目隠し+照り返し対策に。

 

照り返しの放射熱を遮蔽できるアイテムを

検討しておくもの重要なことになります。

 

庇では、照り返しの放射熱対策は出来ません。

 

このあたりは、実感してみないと

響いてこない部分でもあり

 

正確なシミュレーションも難しいので

どうしてもスルーされがちですが

 

夏場の快適性や省エネ性に影響しますので

設計段階で、しっかり対策しておきましょう。

 

バルコニーに設えた「緑のカーテン」。

蒸散作用により周囲の温度が調えられます。

 

 

 

 

今日は、

‟侮れない「照り返し」の影響、シッカリと対策を!

というテーマで

直接の陽射しだけでなく

隣接建物の外壁や

アスファルト道路

バルコニー床などからの

「照り返し」についても

対策しましょう

というお話でした。

 

 

 

今後も ‟楽しむ家づくり” をテーマに

参考になる話題を このブログで

紹介していきます。

 

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