今日は現場のコンクリート打設が行われました。

 

 

こんにちは。

埼玉県北本市で "楽しむ家づくり" の

お手伝いをしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

 

姪っ子の成人式の記念写真。

 

すごしやすい間取りや

素敵なデザイン

つかいやすいキッチンなど

 

一つひとつを

みんなで相談しながら決めていく

そんな、家づくりの楽しさを

満喫してもらいたくて

はりきって工務店やってます。

 

こんなおうち、つくってます。 

 

そんな "楽しむ家づくり” を

もっと多くの人に 知ってもらうため

 

はじめたブログの

今日が182日目です。 

 

 

 

今朝は良く晴れて

気持ちが良かったですね!

 

日中は北風が吹いて、荒れた天気になる

予報でしたので

 

朝礼では、職人さんたちに

注意してもらうようにお願いしましたが

 

それほどの荒れた天気にはならず

少し肌寒く感じる程度でした。

 

 

 

さて、今日は

この3月から着工させていただいている

わたしの幼馴染の息子さんの現場で

 

基礎のコンクリート打設工事が

行われました。

 

コンクリート打設の様子です。

 

ベタ基礎といって、建物の1階部分全体に

鉄筋コンクリートの耐圧版を作り

 

住宅全体の荷重を

面で地盤に伝えるための構造体です。

 

このベタ基礎だけで

だいたい25~30㎥のコンクリートが

流し込まれます。

 

浴槽100~150杯分の量だと

イメージして貰うと

分かり易いかも知れません。

 

ベタ基礎のイメージ図。面全体で建物を支えます。

 

鉄筋コンクリートは、その名の通り

「鉄筋」と「コンクリート」で

形成される構造体です。

 

コンクリートは「圧縮される力」には

とても強いのですが、

 

「引っ張られる力」には意外に弱くて

その弱点を補う為に

「引張強度」の高い鉄筋が入っているのです。

 

コンクリートと鉄筋の役割のイメージです。

 

 

例えば、細長い棒のようなものを

横において

真ん中あたりを、上から押すと

 

棒はたわむように変形して

棒の下面には「引張方向」の力が

上面には「圧縮方向」の力がかかります。

 

なので、その棒を

鉄筋コンクリートで作るとすると

 

鉄筋はなるべく下側に配置すると

強度的に有利に働きますし

 

上側のコンクリートに

施工不良で空隙(ジャンカと呼ばれます)が

あったりすると

深刻な強度不足にもつながりかねません。

 

一つの構造体でも、部位によって

 力のかかり方が違ってきます。

 

 

そういった理屈を理解していると

設計も効率的にできますし

 

施工品質においても

チェックポイントが明確になるので

間違いや失敗のない

施工が可能になります。

 

 

鉄筋とコンクリートの相性は

耐久性という意味でもベストカップルです。

 

鉄筋は錆が進行すると

耐久性が著しく低下しますが

 

 

「錆」って、要は「酸化」ということですよね。

なので錆を止めるには

アルカリで中和すればよいのです。

 

鉄筋とコンクリートの関係は最強です!

 

ここで登場するのが、コンクリートです。

コンクリートは強アルカリ性なんです。

 

コンクリートの打設工事を

素手でしたりすると

手紋が分からなくなってしまうくらい

ツルっつるになってしまいます。

 

「美肌の湯」といわれる温泉は

みんな、アルカリ性泉ですよね。

 

 

鉄筋の周りをコンクリートで包むことで

お互いの強度的な弱点を補いつつ

 

錆に弱い鉄筋を

コンクリートがアルカリパワーで

守ってあげるので

耐久性も確保できるということなのです。

 

 

お互いに補い合い、高め合う存在って

とても素敵な関係ですね。

 

人と人との関係も

そうであってほしいと思いますよね。

 

私たち夫婦も、助け合い、高め合う最強のカップルです。w

 

 

 

 

今日は

‟「鉄筋・コンクリート」の素敵な関係” 

というテーマで

お互いに弱点を補い

ひとつの構造体を形成する

鉄筋とコンクリートの

絶妙な関係

についてのお話でした。

 

 

 

今後も ‟楽しむ家づくり” をテーマに

参考になる話題を このブログで

紹介していきます。

 

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