☝今日は現場のコンクリート打設が行われました。
こんにちは。
埼玉県北本市で "楽しむ家づくり" の
お手伝いをしている
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
☝姪っ子の成人式の記念写真。
すごしやすい間取りや
素敵なデザイン
つかいやすいキッチンなど
一つひとつを
みんなで相談しながら決めていく
そんな、家づくりの楽しさを
満喫してもらいたくて
はりきって工務店やってます。
☝こんなおうち、つくってます。
そんな "楽しむ家づくり” を
もっと多くの人に 知ってもらうため
はじめたブログの
今日が182日目です。
今朝は良く晴れて
気持ちが良かったですね!
日中は北風が吹いて、荒れた天気になる
予報でしたので
朝礼では、職人さんたちに
注意してもらうようにお願いしましたが
それほどの荒れた天気にはならず
少し肌寒く感じる程度でした。
さて、今日は
この3月から着工させていただいている
わたしの幼馴染の息子さんの現場で
基礎のコンクリート打設工事が
行われました。
☝コンクリート打設の様子です。
ベタ基礎といって、建物の1階部分全体に
鉄筋コンクリートの耐圧版を作り
住宅全体の荷重を
面で地盤に伝えるための構造体です。
このベタ基礎だけで
だいたい25~30㎥のコンクリートが
流し込まれます。
浴槽100~150杯分の量だと
イメージして貰うと
分かり易いかも知れません。
☝ベタ基礎のイメージ図。面全体で建物を支えます。
鉄筋コンクリートは、その名の通り
「鉄筋」と「コンクリート」で
形成される構造体です。
コンクリートは「圧縮される力」には
とても強いのですが、
「引っ張られる力」には意外に弱くて
その弱点を補う為に
「引張強度」の高い鉄筋が入っているのです。
☝コンクリートと鉄筋の役割のイメージです。
例えば、細長い棒のようなものを
横において
真ん中あたりを、上から押すと
棒はたわむように変形して
棒の下面には「引張方向」の力が
上面には「圧縮方向」の力がかかります。
なので、その棒を
鉄筋コンクリートで作るとすると
鉄筋はなるべく下側に配置すると
強度的に有利に働きますし
上側のコンクリートに
施工不良で空隙(ジャンカと呼ばれます)が
あったりすると
深刻な強度不足にもつながりかねません。
☝一つの構造体でも、部位によって
力のかかり方が違ってきます。
そういった理屈を理解していると
設計も効率的にできますし
施工品質においても
チェックポイントが明確になるので
間違いや失敗のない
施工が可能になります。
鉄筋とコンクリートの相性は
耐久性という意味でもベストカップルです。
鉄筋は錆が進行すると
耐久性が著しく低下しますが
「錆」って、要は「酸化」ということですよね。
なので錆を止めるには
アルカリで中和すればよいのです。
☝鉄筋とコンクリートの関係は最強です!
ここで登場するのが、コンクリートです。
コンクリートは強アルカリ性なんです。
コンクリートの打設工事を
素手でしたりすると
手紋が分からなくなってしまうくらい
ツルっつるになってしまいます。
「美肌の湯」といわれる温泉は
みんな、アルカリ性泉ですよね。
鉄筋の周りをコンクリートで包むことで
お互いの強度的な弱点を補いつつ
錆に弱い鉄筋を
コンクリートがアルカリパワーで
守ってあげるので
耐久性も確保できるということなのです。
お互いに補い合い、高め合う存在って
とても素敵な関係ですね。
人と人との関係も
そうであってほしいと思いますよね。
☝私たち夫婦も、助け合い、高め合う最強のカップルです。w
今日は
‟「鉄筋・コンクリート」の素敵な関係”
というテーマで
お互いに弱点を補い
ひとつの構造体を形成する
鉄筋とコンクリートの
絶妙な関係
についてのお話でした。
今後も ‟楽しむ家づくり” をテーマに
参考になる話題を このブログで
紹介していきます。
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