家庭における「ヒートショック」による死亡者は
交通事故よる死亡者の、なんと3倍以上です!
こんにちは。
埼玉県北本市で "楽しむ家づくり" の
お手伝いをしている
蓮見工務店社長 蓮見幸男です。
姪っ子の成人式の記念写真。
すごしやすい間取りや
素敵なデザイン
つかいやすいキッチンなど
一つひとつを
みんなで相談しながら決めていく
そんな、家づくりの楽しさを
満喫してもらいたくて
はりきって工務店やってます。
こんなおうち、つくってます。
そんな "楽しむ家づくり” を
もっと多くの人に 知ってもらうため
はじめたブログの
今日が98日目です。
ここのところの冬型の気象が緩んで
この時期にしては、穏やかな日でした。
明後日から26日くらいにかけて
過去まれに見る、強い寒波が襲来する
という予報ですから、十分な備えが必要です。
地元の埼玉でも、最低気温が-4°の予報
一番心配なのが、水道管の破裂ですかね。
いつも寒い地域では、
備えることが当たり前になっていますので
この程度のことでは
問題も少なく、やり過ごせるのでしょうが
首都圏や関西圏は
こんな時、全然ダメですよね。
お恥ずかしい限りです。
住宅の「温熱環境」という意味でも
全く同じようなことがおこっています。
住宅の健康リスクを
回避するために必要な室温をご存じですか?
世界保健機構(WHO)では
住民の健康を維持するための室温を
18℃以上とする事と、勧告しています。
イギリスやフランス、ドイツ、スウェーデン
といった国々では、
室温に関する法律も整備されているのです。
では、ここ日本ではどうでしょうか?
都道府県別にみると、
18℃の室温を維持出来てるのは
北海道など寒い地域の一部だけで
残念ながら、多くの地域では
WHOの基準には達していない状況です。
低い室温は、住民を健康リスクに晒し
心疾患や脳血管疾患などの
「ヒートショック」による死亡事故に
結びついてしまうのです。
ここに一つのデータがあります。
都道府県別の
「住宅の温熱環境と健康の関連」
というグラフです。
ちょっと意外な結果ではないでしょうか?
関東圏の栃木・茨城・山梨の各県
それと愛媛・三重・鹿児島・静岡など
寒さを連想しにくい地域が
ワースト争いです。
「うちの地域は暖かい」という先入観が
断熱性能を疎かにする原因になっている
のかもしれませんね。
温暖といわれる地域こそ
冬は、思った以上に寒くなって
室間の温度差が、とっても危険なんだ
という事を確認してもらえたら
と思います。
「ヒートショック」を引き起こす原因は
室間の温度差です。
滞在時間の長い、リビングなどは暖かくして
着衣量が減るトイレや浴室・脱衣室など
本来暖かくしなければならない部屋が寒い
という、身体にとっては厳しい状況を
自ら作り出してしまっているんです。
「住宅の断熱性能の向上の
ための先導的設備導入促進事業」や
住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等(先進的窓リノベ事業)について | 地球環境・国際環境協力 | 環境省 (env.go.jp)
「こどもエコすまい支援事業」
住宅:こどもエコすまい支援事業について - 国土交通省 (mlit.go.jp)
「長期優良住宅化リフォーム事業」
長期優良住宅化リフォーム事業【総合トップページ】 (kenken.go.jp)
などの、補助金が貰える事業もあるので
今なら、コストを抑えて
温熱環境を調えることが出来ます。
是非、この際に「断熱改修」を
考えてみてはいかがでしょうか?
きょうは
‟「最強寒波の襲来」と、「ヒートショック」を防ぐ「断熱改修」”
というテーマで、
数年に一度と言われる
今週の寒波への備えと
ヒートショックの原因である
室間温度差を和らげる
断熱改修の勧め
というお話でした。
今後も ‟楽しむ家づくり” をテーマに
参考になる話題を このブログで
紹介していきます。
ぜひ、ブックマークして
引き続きご覧ください。
ホームページ
インスタグラム
にも、さまざまな情報を載せていますので
参考にしていただければ幸いです。
‟楽しむ家づくり” のパートナー
株式会社 蓮見工務店
代表 蓮見幸男 (はすみゆきお)
〒364-0005
埼玉県北本市本宿6-31