『家づくり』のスタートで、ザックリと

建てられる「家の大きさ」を掴んでおくと安心です。

 

こんにちは。

埼玉県北本市で "楽しむ家づくり" の

お手伝いをしている

蓮見工務店社長 蓮見幸男です。

 

 

姪っ子の成人式の記念写真。

 

すごしやすい間取りや

素敵なデザイン

つかいやすいキッチンなど

 

一つひとつを

みんなで相談しながら決めていく

そんな、家づくりの楽しさを

満喫してもらいたくて

はりきって工務店やってます。

 

こんなおうち、つくってます。 

 

そんな "楽しむ家づくり” を

もっと多くの人に 知ってもらうため

 

はじめたブログの

今日が92日目です。 

 

 

さて、いきなりですが

毎週月曜日は

『家づくり』の計画に関する

イ・ロ・ハ的な事に関しての話題を

ご紹介させていただいています。

 

 

先週の話題は、『家づくり』の要望

について、考えてみました。

 

 

 

今日の話題は、「家の大きさ」を

どのような基準で、考えていくかということ。

 

家族みんなの要望をかなえようとすると

「家の大きさ」は

際限もなく、大きくなって

 

敷地におさまらない

とか

予算が足りない

なんてことが起きてしまいます。

 

そこで、何を物差しとして

「家の大きさ」を決めていったら良いのか

 

建物の計画をシンプルに考え

とても解り易くまとめた、著作のある

 

私の友人の、

i+i 設計事務所 主宰 飯塚豊氏

の資料をもとに

 

お伝えしようと思います。

 

 

 

先ず、スタートとして

「家」をシンプルな四角い箱として

イメージし

 

敷地に建てることの出来る

最も大きな、箱のサイズを割り出します。

 

 

その大きさを割り出す基準が

いくつかあります。

 

 

一つ目は、建築基準法に代表される

法規類です。

 

敷地には、その地域ごとの

「建ぺい率」と「容積率」が決まっていて

それ以上の規模の「家」を建ててしまうと

違反建築物になってしまうのです。

 

「建ぺい率」とは

敷地の広さに対する建物の広さ(≒1階床面積)

の割合です。

 

例えば、建ぺい率50%で敷地面積が40坪だと

1階の床面積が20坪までの家が建てられます。

 

「容積率」とは

敷地の広さに対する、建物の延床面積

の割合です。

 

例えば、容積率80%で敷地面積が40坪だと

延床面積が32坪までの家が建てられます。

 

先ずは、この法規チェックで

建築可能な建物のボリュームを

割り出しておきましょう。

 

 

 

二番目は、家族の人数からの割り出しです。

 

わたしの地元の、埼玉県央地域は

比較的敷地に余裕があるため

 

家族4人の標準的な家庭だと

だいたい、28坪くらいが最小単位に

なっているかと思います。

 

そこから、人数が1名ふえるごとに

5坪ほどプラスしていくイメージです。

 

つまり、6人家族であれば

28坪+2人×5坪=38坪

が、最小の目安ということです。

 

 

三番目が、忘れてはいけない

予算からの割り出しです。

 

ハウスメーカーや工務店では

それぞれの会社の標準的な仕様での

坪単価というのが設定されているかと

思います。

 

坪単価とは、おおよそ建物本体の建築費で

 

それ以外に、別途工事や諸経費が、

本体価格の25%ほどかかることから

 

予算÷(坪単価×1.25)=建てられる家の大きさ

と、ザックリ割り出せるのです。

 

 

 

ざっと、こんなことから

『家づくり』のスタート時点で

 

建てることの出来る「家の大きさ」を

把握しておけば

 

見当違いの間取りを考えたりすることもなく

安心して、効率の良い『楽しむ家づくり』が

出来ると思います。

 

 

 

 

きょうは

‟建てられる「家の大きさ」を、掴むわざ” 

というテーマで、

『家づくり』のスタートで

建物の規模をザックリと

掴むための基準

についてのお話でした。

 

 

 

今後も ‟楽しむ家づくり” をテーマに

参考になる話題を このブログで

紹介していきます。

 

ぜひ、ブックマークして

引き続きご覧ください。

 

 

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にも、さまざまな情報を載せていますので

参考にしていただければ幸いです。

 

 

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代表  蓮見幸男 (はすみゆきお)

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