炊きたてのご飯 | 幸せとはなんだ?私的総幸福量

炊きたてのご飯

炊きたてのご飯のにおいが大好きだ
今日もご飯のにおいを嗅いで想った。
幼い頃のこと

私の家族はお店をしているから、
昔からおとうさん、おかあさんは夜に家にいなくて、
姉妹とおばあちゃんと夜は過ごしていた。

母は全く子供にベタベタ干渉する人でなく、
干渉するどころか、子供にベタベタされることも嫌いな人だった。

そんな環境でも、妹は末っ子で甘え上手だから、
そんな嫌がる母にでも構わずベタベタしてた。
そんな妹がうらやましかった。
でも、私はできなかった。

そんな環境でも私がひねくれることなく育ったのは
炊きたてご飯のおかげだと思う。

保育園から帰ると、いつもお店のご飯が炊き上がるころで、
母がガス釜から電気釜へとご飯をうつしていた。
そしてガス釜にのこったご飯を素手で母はよく食べさせてくれた。

夕食ではお店の都合上、炊き立てのご飯はあんまり食べれなかったからうれしかったし、何よりもその食べさせてくれる瞬間に
お母さんの愛を感じた。

だから、炊きたてのご飯のの匂い
お箸で食べるのではなく
釜から素手でちょこっと食べる瞬間
ほんわか癒される