昨日、京都リサーチパークの再生医療のシンポジウムで神戸大の黒田先生のお話を聞きました。

http://www.krp.co.jp/bio_sangyoka/sympo110210.html

半月板は血管が通っていない組織なので治療が非常に難しいというお話でした。

現時点では適切な治療法が無く、特にスポーツ選手の場合のような激しい運動をするという前提に立つと中々手術をしてもよくなる保証はなく、半月板を取ってしまうと、直後は痛みが無くなりますが、激しい運動に寄って、骨が変形してくる可能性があるとのことでした。

上田桃子選手が手術をしないという決断をされたのは現時点では正解だったと思います。

ところでこのシンポジウムでは再生医療に関する大学の先生方や企業の取り組み事例の発表の後、専門家との直接意見交換ということで、会場からの質問に専門家が答えるというやり方で、壇上と会場が一体となって盛り上がりました。

ファシリテーターの京都大学の田畑泰彦先生の熱意と人を引き込む稀有な才能のおかげです。

その熱意が、今後増加する高齢者の生活の質を上げるための努力から来ているので素晴らしいと思います。