大雨被害が続く中、ある程度報道が隠されてしまうのはやむをえないが、この2日間に大きな地震が2回もあった。本日11日早朝、M6.5で静岡で震度6弱を観測したという。東海地震ではないと発表されたが、不気味なことである。しかし、もっと不可解なのが9日夜に起こったM6.9の地震。震源が340キロと深かったため被害はほとんどなかったようであるが、翌朝の新聞を見て唖然とした。1行も報道されていないのである。東京は震度4であったそうだから、少しは報道されたのだろうか。東海地震とは関係ないのだろうか。なぜ、こんなに気になるのかといえば、9日夜、我が家の地震警報装置が、設置後始めて、突然けたたましく鳴ったのである。警告音の後、「あと50秒で、震度3程度の地震が来ます」というアナウンス。50秒もかかって震度3とは、相当遠方でかつ巨大な地震だなとすぐに思った。40秒、30秒、20秒とせかされ、はじめてのことなので家族全員、右往左往。机の下は駄目だ、トイレも駄目だとなれば、どこに身を隠せばよいのか。あたふたあたふたしている間に、あと10秒、あと5秒となり、覚悟を決めたが、結局、揺れは来なかった。すぐにテレビを付けたが何も出ない。どうやら誤作動か? しかし、30秒くらいして「地震情報」と出た。関東大震災間違いなしと思ったが、範囲は広いものの最大震度は4であった。そんなことがあって、我が家の地震警報装置、一応まともに動くようだと納得したが、11日早朝の地震では鳴らなかった。いったいどうなっておるのか。ほんとに役に立つのか。半信半疑の状態である。