昨夜は西宮の芸文ホールで「沙羅の木会」のオータム・コンサートを楽しんできました。連れ合いのショパンは、我田引水ながら、なかなかのものでした。とはいえ連れ合いは納得がいかないようで、今朝、ホロヴィッツの同じ曲のCDを聴かされました。圧倒されました。天才たる所以です。
昨日、今日と秋晴れです。テラスでパラソルの下、ワインを飲みました。仕事に追われた夏からやっと解放された気分です。書棚から気の向いた本を取り出し、読書の秋と洒落込みました。取り出した本はホイジンガ『中世の秋』。
しかし優雅な貴族的生活も一瞬のこと、現実に戻れば、授業と講演会の準備、次なる本の構想、娘の家庭教師、赤子の世話、諸々の下男仕事と息つく暇もありません。
家族と親しい友を大切に。幸せに生きるにはそれだけで充分です。
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