大相撲初場所で優勝した御嶽海が大関に昇進した。
熱心な相撲ファンではないのだが、栃若時代、巨人大鵬卵焼きが今なら流行語大賞になる時代を生きてきたので、相撲のニュースには関心を持っている。
御嶽海の化粧まわしには御岳山が描かれている。四股名はさすがにそのままでは具合が悪かったのであろう、山を海に変えた。御嶽海の出身地は長野県木曽郡上松町。御岳山の麓にある林業の町である。ここは僕の父が生まれ育った地で、僕も神戸に移住するまでは本籍地であった。子供のころは毎年、墓参りに帰り、御岳山や木曾駒ヶ岳に親父と登った記憶が懐かしい。御嶽海には大関に留まらず、横綱を目指して頑張ってほしい。
ところで、応援したいもう一人の大関がいる。ライバル貴影勝である。今場所は早々と休場し、いつも大丈夫か?大丈夫か?とやきもきさせられる。なぜ貴景勝を応援するのか。それは無論、貴景勝が芦屋市出身だからである。長野県出身の大関は江戸時代の雷電以来だそうであるが、芦屋出身の関取は貴景勝が初めて。芦屋市民の多くは貴景勝を応援しているのである。

相撲とは関係ないのだが、NHK朝の連ドラ「カムカムエブリィバディ」、現在1960年代の大阪が舞台であるが、バックにときどき懐かしい歌謡曲が流れてくる。みなさんご存知ないであろうが、今朝、流れていたのは松島アキラ「湖愁」であった。