「新シニア」を命名するなら? | 発想の方程式〜知恵が価値を生む時代

「新シニア」を命名するなら?

シニア世代

「シニアと呼ばれて自分のことだと思う」50代は13.1%、60代は46.2%、「シニアと呼ばれてみたい人」は12.9%だそうです。

団塊世代(1947~55年生まれ)に続く、「団塊フォロー」(1956年以降の生まれ)の世代。
50-60代の約9割はシニアと呼ばれることに前向きではないわけですね。

それもそのはず、85%が「従来の同年代とは違う」と答えているのです。(大人文化研究所の発表より)

TVを見ていても、姉妹と見間違えるような母娘が増えているし、ジムやエステに通う50代男性も増えているし、かつての50-60代とは確かに違います。

出産年齢が上がったこと、定年になる年齢が上がったこともありますが、DCブランドの洗礼を受けた年代であることは外せないでしょう。

「シニア」は「ジュニア」に対しての言葉で、意味するところは年長者。
敬意を込めた呼び名なのですが、それでも不本意な人は多いのでしょうね。

じゃあ、

シニアと呼ばずにどう呼ぶか?

8年前に書いたのは、
例えば、「マチュア世代」、あるいは冒頭に挙げた「ブラッサム世代」

ワインやチーズが熟すように、様々な体験を得て、思考も行動も成熟してく世代。
その意味では「マチュア世代」とも呼べるのですが、
ここでは私の周囲にいる本当に花が咲いたように美しい友人たちへのエールもこめて、ブラッサム」という言葉をあててみました。

50代は早ければ孫のいる人もいる一方で、まだ小学生以下の子どもを持つ人もいますよね。
それぞれの多様な花を咲かせていけたら素敵だと思うのです。

そんなこんなの、働く母の視点とプランナーの視点で切り取ったキーワードが、この本には載っています。
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読まれた方からは
「8年前の本とは思えない。今まさに身の回りで起こっているようなことばかり!」と不思議がられます。
ポイントは、メディアを読むときに、表面的な事象ではなく、その本質を読むようにすること。
そして、情報にひと手間を加えてしまっておくといいですよ。

そんなキーワード、バリューのタネが全部で100粒。
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