発想がわく情報の読み方 | 発想の方程式〜知恵が価値を生む時代

発想がわく情報の読み方

いつもどうやってアイデアがわくのですか、と質問されることがあります。

一言で言えば、「面白い情報をストックし、シナプスをつくり、人・モノ・情報との出会いで新しい発想として開花させる」ことに尽きます。

「新しい発想として」というところが大切です。
情報をそのままストックして、再編集するのではなく、
「一手間加えて、フックをつくって、ストックする」ので
新しい発想を生み出す【発想のタネ】になるわけですね。

このとき「情報をストック」の段階で気をつけるポイントは、
「主体的に読む」こと。

ふ~ん、へえ、はあ。
    で終わらないこと。

あっちから読んだり、こっちから読んだり、後で取り出したり。
そうしないと、受け身の情報になっちゃう
んですね。

あっちから読んだり、こっちから読んだりすることで、発想の畑が耕されます。

ん?具体的にどうやるのかわかんない?

ひとつサンプルを。

ここに、ひとつの情報があります。

藤巻流・百年ブランドを作る方法・ブランドを作るために必要なこと

取材、執筆は、下川真由美さんです。

藤巻氏が「日本の伝統工芸を生かした、新しいデザインバッグを作りたい!」という質問に答えているところから始まります。」
そして
「次の8要素をよく考えてみてください。」と、続きます。

伝統工芸のものづくりへの示唆として捉えるだけでも、実に有用な内容です。

でも、もし「うちは伝統工芸なんて関係ない」と思う人がいたとしても、そこで終わらないことが大切。

たとえば、これを、そのまま「人のブランディングにもあてはまるだろうか?」と
変換しながら読んでみてください。

本文●色(#1)は、やっぱり、ほしくなる色かどうかですよね。
変換してみる→ 自分は、クライアントが見た時に「頼みたい、ほしい」と思われる見た目だろうか?

本文●柄(#2)にも意味があります。そのような柄になぜなったのかっていう物語。なぜその柄が生き続けているかという歴史。その柄を最初に作った人の哲学があって、柄になるわけです。
変換すると→ なぜ、今の自分になったか?自分が今の自分になったきっかけや、歴史、物語、ポリシーなどがあるはず。



こんなふうに、「自分ごとに変換する」という読み方をしてみるのです。
8つの要素をそのまま読んだあと、改めて「自分のブランディングではどうか?」と捉え直してみるのです。

すると、元記事がしっかり定着するだけでなく、変換するうちに「あ、あれ、こんなふうにすれば、また人とは違って見えるな」と、アイデアがわいてきます。

特に最後の「商品を自分の子供だと思ったらいいんじゃないかな。」は至極納得。
ちょっと飛躍しますが、私も、「自分は、自分の子供」「仕事は、自分の子供」という意識がどっかにあります。
いつも【育てる】という意識で働いているんですね。

まず、情報をひと通り読んだら、次は
自分ごとに変換する。
何事にも、です。それにより思考を拡張することができます。
やってみてくださいね。
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短い文章にも「その人」が表れます。
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自分らしく書いて、つながりを深めたいと思ったら
読んでみてくださいね。
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