放射線治療を始めて14回め。

 

胸の痛みは日ごとに増し、またロキソニンを寝る前に飲むようになった。

胸の赤味も痛みも強くなっている。

ズキズキと日常的に走る胸の中の鈍痛、引きつれるような痛み。肩を上げるたびしかめっ面になってしまう。

 

先生に相談するも、答えはやっぱり「治療が終われば落ち着きますから……薬で騙し騙し乗り切るしかないですね、がんばりましょう」。

もう騙せる域を超えている……

けれど他に手が無いのも事実なので、耐えるしかない。

 

痛みは耐えるとして、問題は痛みに伴う不眠症。

胸の痛み、私の場合は横になったときが一番ひどい。

寝る体勢を整えるのに時間を食い、そしてせっかく見つけた最適な体勢もすぐに違和感となって痛みを誘発する。

そのせいで1~2時間ごとに目が覚め、寝不足のまま朝を迎える。

それが退院してからずっと続いているので結構しんどく、気力体力がすり減っていく。

 

こんなに痛いのは、痛みを感じる神経が暴走して過敏に反応する私の持病・線維筋痛症が関係しているのだろうか。

好きで病気になったわけじゃないのに、なんだか理不尽……

 

理由はともかく、不眠は不眠なので先生に相談して、軽い入眠剤を処方してもらった。

そしてさっそく服用。

 

結果は爆睡!

 

服用して5時間、一度も目が覚めることはなく。

5時間後に目覚めてそのまま二度寝して、3時間。

 

痛いツラいで起きなかったのは術後初めて……!!

感動しかない!

 

昔は「体に悪いからなるべく薬は飲まないようにしよう」と考えていたけれど、今は違う。

ツラければ頼れるものに頼る。

痛かったら鎮痛剤、眠れなかったら入眠剤。

自己判断ではなく、ちゃんと専門家に処方してもらえば大丈夫。

無理に我慢して気力を減らすほうがずっと不健康だ。

そう考えるようになった。

 

これは仕事でもそうで、昔はツラくてもしんどくても誰にも言わず、「自分の仕事だから」と力量以上の業務を抱えこんで頑張っていた。

心の底では、大変そうにしていれば周りだって気づいて助けてくれるはず……なんて考えていたのかもしれない。

でも、そんな簡単なわけがない。

痛いツラいしんどい限界。

自分から発信しなければ他人に伝わるはずがない。

自分だけでまだ頑張れると思っていても、明らかに力量を超えていたなら素直に助けを求めたほうが無駄な時間をかけずに済む。自分の心身を守れる。

 

……ということに気づいてからは、業務でも体調でも、自分の限界と感じたら周囲にちゃんと伝えるようにしている。

(仕事だと「無理」と伝えてもスルーされがちだけど……でもちゃんと自分の力を見極めないと、逆に迷惑かけてしまうので。体を壊しても会社は何もしてくれないし、自分の替わりはいくらだって居て、どうにかなるのが会社というもの)

 

 

ずいぶん話が逸れたけれど、つまり眠剤飲んで眠れるようになった!てことです。

体第一、無理は禁物!!

 

放射線治療終了まで、あと6回。

カレンダーの日付に斜線を引いて、カウントダウンを開始している。