こんばんは~(^^)/
私たちは、肉体がなくなると、あの世にある極楽浄土に往生すると信じています。
確かに、ある一面はそうなのですが、この娑婆世界にも極楽浄土があるんですよ。
しかも、すごい近い所にあります。さて、どこに極楽浄土があるのかでしょうか。
実は、”いまここ”にこそ、完全な地上極楽浄土があります。
そんなわけはない、いまここには問題だらけだ、と思う方もおられるでしょう。
それは、カルマが投影された幻影を、ただいまのリアリティと混同しています。
たとえば、ゲームに夢中になっている時は、その時間は問題はないと思います。
カルマは反復性がありますが、その間には隙間があります。
つまり、カルマが反復するスパンを長くしてゆくと、その隙間も長くなります。
その隙間に、いのちが発露しているとカルマは空に帰し、そこが極楽浄土です。
では、極楽浄土とは何か? 個人が消え宇宙全体が現れている状態のことです。
宇宙全体の、完全な知性で生かされているのが極楽浄土です。
結論から言うと、自我の努力を放棄した時に、全体の完全性が現れてきます。
具体的には、神への祈りや、仏の真言を唱えて一日を始めることが最初です。
そして、相手がいて会社があって社会があって、という妄想を止めましょう。
外側には何もありません。内側にすべての存在があります。
量子力学も同じことを言っています。素粒子は、全体の振動で出来ています。
"いまここ"というと漠然としていますが、「振動=マントラ」と考えられます。
外側に何が起きても、マントラを唱えていると最後は良い結果になるのです。
