
ウケのいい・・・・
というか
経験者扱いに見られる(かも?)しれない模擬授業について書いていこうと思います。
模擬授業に限らず、初めての授業って
たぶん「教え方の手引き」どおりにやる。
そんな人がほとんどだと思います。
もちろんそれで問題ないんです。
前に書いた3点
(板書・既習語彙のみ・しどろもどろしいない)
が満たされてれば・・・(たぶんですよ)
しか~し。
その2の学校の研修で教えてもらったのです・・・・
「それでは学生の発話はあまり促せない。」
と。
その2の学校の模擬授業で与えられた時間は10分ということもあり
そんな導入の仕方だと、Tが話して終わり・・・ ということも。
わたしのやった模擬授業もそんな感じで進めてしまいました。
T「これはAさんです。これはBさんです。二人は好きです。あげます~もらいます~いえ~」
という感じで・・・・・
ただ淡々ととTが進める・・・・って本当ただそれだけ終わってしまいました。
Sの発話が全然といっていいほどなかった・・・・

それに対し、その2の学校のベテラン先生が見せてくれた模擬授業は
とにかく学生に質問を多くして学生の発話の機会が多い授業でした。
あまり詳しくは覚えてないのですが

こんなかんじでした。
(学生が5人くらい。それぞれABCDEさんという設定で)
T「Aさんの誕生日はいつですか?」
A「5月12日です」
T「じゃ今日は5月12日です!これ、何ですか?」(箱を他のB~Eの学生にも見せながら)」
A~E「(わいわいしながら)「プレゼントです!」
T「そうです。何ですか?」
A~E「わかりません~」
T「(箱を開けながら)これは携帯ストラップです!わたしは Aさんにストラップをあげます!
(そして本当にあげる。)
A「ありがとうございます。」
T「Bさんは、Aさんに何をあげますか? CさんはAさんに何をあげますか?」
(紙を配って絵、または単語を描(書)かせる)そして絵を見せながら全員に言わせる。
B「わたしはAさんにお金をあげます」
C「わたしはAさんに漢方薬をあげます」
ははははは。
・・・・・・・
と、こんな感じで10分あっという間に過ぎていったのです。
10分だと、やっぱり「あげる」だけでいっぱいいっぱい。
無理に「もらう」は導入しなくてもよかったのです。
とにかく


あ~そうか。なるほど。
板書・既習語彙のみ・しどろもどろしいない
の+αとして
学生の発話を多くさせるどんな工夫を入れるのか
たぶんそこが重要ポイントだったんだ・・・
とはっとさせられました


結局この学校は最終面接で落ちてしまったのですが・・・・・
でも、たくさんのことが得られました。
その1、その2での経験を踏まえ、
3校目の学校。非常勤講師としてですが、
自分なりにこれでもかっというくらい模擬授業のための準備をし、採用試験に挑みました。
その結果・・・・
「経験者扱い」として採用されたのです

そして、そこが今私が働いている学校です。
ちなみに模擬授業のお題は「~てしまう(完了)」の導入でした。
どのようにやったかはまた次回~
