LAの文化発信地~メルローズを歩くとおしゃれな時間が流れる~ | LA’Tokyoマガジン編集局

LA’Tokyoマガジン編集局

ハリウッドと東京の間で生きてきて大量の価値観に出会い、自然に生み出された、ちょっと変わった考え方やアートな感性で人の可能性を広げる止揚された接点としての理想を考え実践するリアリストのブログです!

ロスアンジェルスのメルローズ通りを歩いていると、
厳密には車で行って、路駐した後に歩いていると...

何故なら?ロスアンジェルには電車はなく、
とても広いエリアのため、どこに行くにも車が必要になる!

そもそもメトロポリタンエリアには路線はあったのだが、
当時の政治家と車産業界の癒着により、街にあった鉄道を廃止し、
車の所有を半強制化した背景があったように思う!

その後も路線の普及はされなかった。

空前の好景気に沸いた、アメリカの経済的な影響もあり、
マイカーが当たりまえの文化になり鉄道は通らなかった!

近年地下鉄がダウンタウンに開通するなど、
徐々に鉄道が整備されているようである!

そんな歴史を考え、暑い日差しを浴びながら、
メルローズを歩いていく、



ブックスタンドのお兄さんに挨拶してると、
目の前のおしゃれなブティックがや古着屋に入りたくなる。

最近出来たおしゃれなブティックは重厚な作りのインテリアで
とてもセンスが良い内装が印象的である!

古着やヴィンテージブームが始まったのがメルローズだったように思う!

考えてみると、ヴィンテージが好きなのは、
メルローズのお店でいつもウィンドウショッピングしていて、

イームズや白黒の革張りの超おしゃれなソファーなどに
毎日触れていたのが原因なのだろう!

メルローズはとても自由なファッション、アート、ミュージックの街で、
そのため統一感のない通りでもある!

個人個人がカリフォルニアらしく、自分勝手な気風で、
好き勝手に店舗経営を行なっているエリアである!

ビバリーヒルズのロデオドライブとはだいぶ違った雰囲気だ!

メルローズ通りにつながっている脇道に面している店舗の壁は
アーティストたちの自由なキャンバスだ!

このようなグラフィックが壁に描かれているのが普通の風景だ!



そもそもメルローズの発展は、多くのアーティスト、ミュージシャン、
俳優やモデルの卵たちが、ハリウッドドリームに憧れて
全米や世界中から集まってきて、移り住んだことが起源だと思う!

週末は近くでフリーマーケットを開催しているようだけど、
寝坊助の僕は行ったことがない。

このあたりは自由を訴えるゲイのメッカとしても有名で、
現在はどうか?は分からないが、市長がゲイだったことでも有名だ!

一時期は、得票を得るのが難しいため、
ゲイでないと市長にはなれないエリアとして有名だったように思う!

そもそもこのあたりの元々の住民はユダヤ系の中産階級が多いように思う。
これはロスアンジェルのキレイな街並みの住宅街は皆同じである。

近くにはユダヤ系のテンプルがあり、
小さな帽子を頭の中央にピンで止めた、黒服の人たちを見かけることがあり、

近所にユダヤ系の食べ物をメインにしている歴史的なカフェや
ダイニングが多いのが、それを物語っているように思う!

メルローズの中心エリアには、一時期六本木にもあった、
ハンバーガー専門店のJohnny Rocketsがあり、

物凄い濃い味のストロベリーシェイクと
伝統的な鉄板焼きの
クォーターパウンドハンバーガー、分厚いバンズに、
トマト・ピックルス・生のオニオン・レタスを乗せて食べたくなる!

サウザンアイランドドレッシングとマスタードは多めにね(*^_^*)
太切りのカリカリポテトも忘れないでね!



最近はここが観光地に成っているようだが、
カリフォルニアの良い部分が未だに残っている、

この通りは未だに好きで、是非この通りに
コスチュームジュエリーのお店を持ちたいものだ!