2週間ほど前から右足の膕(膝裏)付近の張りを感じていたところ、今月の稽古再開後右膝からふくらはぎにかけても痛みと腫れがひどくなり、正座をすることができなくなってしまいました
昔、剣道家の大先生が膝を悪くされ、蹲踞ができない様子を見て、お辛いだろうなーと思っていましたが、まさか早くも自分自身にこの禍が降りかかろうとは思いもしておらず、情けないやら悔しいやら、今後どう対処すべきか思い悩んでいたところ、幸い娘が剣友会の指導を手伝ってくれることとなり、ホッとするとともに、娘の話では、私より若い先生方でも結構膝を痛めている方は多いとのことで、早めに整形外科病院で診てもらうよう進言してくれました。
先日、腰痛も酷くなってきていた為、意を決して整形外科病院を訪ねて診察を受けたところ、レントゲンでは膝も腰も軟骨が棘状に出てきているが、神経を圧迫するまでには至っておらず、膝については水が溜まって腫れていることがわかりました
早速、注射器で膝の水を抜いてもらうと共に、痛み止めも入れてもらった後、腰の電気治療と膝の温熱療法を受け、痛み止めの経口薬と湿布薬をいただいて帰ってきました
夕方になって愛犬との散歩に出たところ、驚いたことに、ふくらはぎの腫れがひき、痛みもほとんどなくなっており、嬉しさいっぱい晴々とした気持ちでいつもの裏の池の周りを、なんと早足でまわることができました
「災い転じて福となす」と言いますが、治療を受け医師からの助言も受けて、適切な治療と無理をしないことで、痛みを再発させないように心掛ける意識が芽生えるとともに、病院嫌いでは今後健康寿命を縮めることとなると、今更ながら気づくことができました
そんなこんなで、晴れ晴れとした気持ちで池を見ますと、涼しい風が頬を撫で、蓮の葉も随分と黄色く色づき、秋本番を感じさせてくれました