気が付いたら2019年も1月が終わろうとしていますが、皆さん2018年の記憶は残っていますか?
とりあえず思い出せる限りでいってみよう。
ランキングは基本2018年に完結したアニメを扱っています。
10位青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
正直10位はゾンビランドサガとかなり迷っていたものの、リリィ回と妹回と昨年一番感動したのはどっち?と自答した結果、10位にブタ野郎が滑り込みました
涼宮ハルヒの憂鬱を思い出す懐かしいSFガシェットが溢れた内容も魅力的でしたが、やっぱり麻衣さんがかわいくて、麻衣さんの足が魅力的で、麻衣さんの甘えさせ上手なところがたまらんのです。
そういえば今年は足キャラを多く選出してるなぁ…というのが今後わかりますよハイ。
お話としては結構急展開も多く、原作で補完してくださいね。という箇所がちらほらありましたが、かえでクエストは丁寧に妹の儚い心理を描写していて、引きこもりの復帰の困難さをうまくリアリティを込めて描写していました。
その分フラグが立った時の切なさがより胸に来るものがありました。劇場版もかなり気になるところです。
9位はねバド!
9位には上げてるものの、ブタ野郎と差はない、というか実質ブタ野郎のほうが上なんですが、掴みの10位でこれ上げて最後まで読まれないのも嫌かな?という政治的な理由で9位です。
つまらないという訳ではないんですよ!むしろOPからあの作画で畳み込まれた時は、ヴァイオレットエヴァーガーデンに匹敵する衝撃でした。
なぎさの骨の太さを感じさせるアスリートのエロティシズムとか、バドミントンの動的な表現、筋肉の軋みや踏ん張る時の表現など随所にスポーツの動きへのこだわりを感じました。
シナリオについてはかなり賛否両論はありましたが、前半は決して原作に見劣りしていなかったと思います。後半落としどころはかなり迷いが見てとれました。続きを作るか作らないかなどの色々政治的な部分もあったのではないでしょうか。
まあ色々言いましたがやっぱりね…エロかったよね。特に石澤さんとか志波姫さんとかエレナとか泉さんとか、素人じゃないよね完全にプロだったね。
もちろんプロのバドミントン選手という意味ですよ、ええ。
8位BANANA FISH
少女漫画の不朽の名作をアニメ化。吉田秋生は好きな作家なのですが、何故かバナナフィッシュは縁がなく(8割方巻数のせい)未読だったので、アニメへの期待度は非常に高かった。
そしてその期待にきっちり応えたのがアニメ版でした。
今見ても新鮮なのはラスボスがハゲのおっさんだったり、敵役の医者がさえなかったり、イケメンより味のある敵役が豊富で今ではなかなか見られないキャラ造形が新鮮です。
タフさと脆さの両方を兼ね備えたアッシュのライバルたるキャラを、どうやってイケメン以外で魅力的にしようか?という意欲を感じます。
NYの風景の美しさなど特筆して語るべきところが多いアニメ版ですが、やっぱり集中して語りたくなるのはアッシュでしょう。
原作が連載していた頃、 文字通りアッシュに”狂う”女性がたくさんいましたが、その理由を魂で理解できました。強い二律背反性、守ってもらいたいけど守りたいとう欲求を起こさせるヒーローでありヒロインでもある魅力的な少年でしたね。
…しかしまあ、ここまで掘られた主人公も珍しいですね。一体何人と関係を持ったのだろうか?
仮にアッシュが女だとしてもここまで襲われないでしょう。
そういうこともあってか、ゴルツィネは別格として、才覚に嫉妬しケツよりも命を狙ったオーサーが一番好きなライバルキャラでしたw
そしてもう一人気になるのがエイジ。登場人物が容赦なく死ぬシリアスな世界で血の道を往くアッシュの艶の面で必要なキャラなんですが、同性だからなのか守られキャラで本筋の邪魔をする存在なのでイラっとするんですよね。
るろ剣の薫のようなキャラが一部の女性に忌み嫌われたのが少しだけ理解できました。
全体でいえばやはりゴルツィネが一番好きでしたね。アッシュの父であり、師であり、恋人であり、敵である複雑な関係性が最後まで緊張感を持たせました。
亡くなった石塚運昇さんの遺作でもありましたが、独特のねっとりした声がぴったりでした。ご冥福をお祈りします。
7位ぐらんぶる GRAND BLUE
昨年は比較的コメディに良作も多く、ちおちゃんの通学路やらはたらく細胞、Back Street Girls
など笑えるアニメが豊富でした。
その中でまずは挙げるのはぐらんぶるですね。高松監督らしい極端にデフォルメされたボケとツッコミの芸を余すところなくみられるアニメでした。
まあでも一番楽しいのはやっぱりOPとED。まさか湘南乃風がOPを歌うとは予想すらできず、さらにEDの中二病ワードを羅列して、最後に意味はなくとも脱ぐそのノリの良さがぐらんぶるらしさでした。
6位プラネット・ウィズ
昨今元気のないロボットアニメ(厳密にロボじゃないけど)では久々に当たりでした。
敵味方トボけた日常?ロボアニメになるのか?という1話の感想から、壮大な人間賛歌へと繋がる少年の成長物語という王道中の王道を突っ走ったこところは最高です。
トボけた味の中からじわじわとにじみ出る熱量、1話でウニャ…しか言わないよくわからない先生が、あそこまで情熱的なキャラクターだったとは!
人類の発展とは?許しとは?難しい題材に正面から扱い、きっちり決着をつけたところも高評価、一気にメインヒロインになった銀子には感動しました。
王道を連呼していますが、人類と接触を試みる穏健派と封印破は共に人類の無限の可能性を肯定している訳ではないのも新鮮な設定だったと思います。
あとは…鷹取さんセクシーだったよね、依存度高そうだし色々重そうなのが良い。虎居さんとの近しい距離がまたセクシーでした。そしてきっちり寝取られる葉介が素晴らしい、あれで目覚めた人は多そうです。
ラスボスの龍戦にもう一波乱あれば1位にしてたのにちょっと残念ですが、あれはラスボスというよりイベント戦なので仕方ない面もあります。
5位あそびあそばせ
昨年一番笑ったアニメと言えば間違いなくこれ。特に10話は笑い転げました。
まさかの時のスペイン宗教裁判ネタをやられると、たいがい無条件で笑ってしまうんですが、あの前のキーワードクイズからのテンポの速さは神がかり的。
個人的には尻上がりに面白くなって、最終回が一番面白くなかったパターンだったものの、美少女と顔芸とパロディのバランスが素晴らしかった。
あとオリヴィアかわいい、美少女だし臭いし。アホなのが残念だけどそこもまた良い。
ただこのアニメは華子のテンションを受け入れられるかどうかなのでしょうね、賛否はわかれるアニメだったと思います。
4位SSSS.GRIDMAN
秋アニメで最も話題となったグリッドマン、考察や特撮表現の再現などで大変な盛り上がりだったのも記憶に新しいところ。
でもまあ六花ちゃんよね。キャラクター造形的な人気もさることながら、非常に現代的で空気を読み、空気を維持するために嘘もつくごく普通の現代的な少女だけれど、小汚いアンチ君を助ける無償の正義を発露できるのが素晴らしい。
正義感の強い人は増えたけれど、本当の正義を実行しづらい世の中で、ポンと出来るあたりが特撮のメインヒロインの理想形だなぁと強く感じました。
あと印象深いのが主題歌、凄い歌いづらくてなかなか難儀したのもいい思い出。SOSが加速するところとかうまく歌えると気持ちいいんですよね
3位衛宮さん家の今日のごはん
ランキングは2018年完結アニメといったな。あれは嘘だ。
そんな訳で1月の頭に完結した作品を3位に入れます。まあ13話中12話が2018年なんだしいだろううん。本来なら1位でもよかったんですが、一応理性を働かせ3位に抑えました。
そもそも原作が大好きで、Fateシリーズのスピンオフでは一番絵柄がかわいいと個人的な一押しでしたが、まさこんなに丁寧なアニメ化されるとは思ってもいませんでした。
まあ何より驚くのはufotableの作画、細かい部分もそうですが、動画部分が素晴らしい
恐らく世界一よく動くビーチバレーとギネス認定したくなるような、本筋の料理とは関係ないところまでの気合の入れようが素晴らしい。
ufoの作画で一番お気に入りな降雪の表現もより際立ち、結晶が見えるような粗い雪を降らせるところが大好きです。ただ丸い雪でも許されるだろうけれど、リアルな演出にこだわったカロリー高い作画が素晴らしい。
比較的ufo作品の弱点だったテンポの悪さも、短い時間の中ではサクサク進みストレスもなく、何より食べ物がおいしそうに再現されていたのは感動すら覚えました。
菜の花のサンドイッチやたけのこグラタン、冷やし茶漬けが印象に残っていますが、あれだけ手間暇かける主夫ってファンタジーよなぁ…と士郎のスペックの高さを改めて感じます。
原作でもどこにそんな時間があるんだ?という程のこだわりのごはん描写をここまでうまく昇華したアニメ版は素晴らしい。
おいしそうに食べるセイバーこそがFateシリーズの顔である。と、改めてしみじみ思う次第です。
最後に若妻葛木メディアさんは至高であると声を大にして言いたい!
2位宇宙よりも遠い場所
冬アニメの個人的2強のうち2位はこちら。ニューヨークタイムズでも2018年ベストアニメの一つに選ばれたとかなんとか評判の落ちないアニメですが、やはり幅広い層に評価される見どころの多いアニメでした。
主役4人のポンコツ具合もさることながら、自分探しと友情という2大青春テーマをうまいこと王道でまとめ上げた意欲作でした。
やはり気になったのは南極に関する細部のリアリティ、特によく出てきた南極探査船の細かい描写が物語を地に足をつけたものにしました。
女子高生が南極で何ができるのか?をうまく突き詰めて、SNSとうまく使い、彼女達の出来ることと出来ないこと、やって欲しいことを描きつつ、自分自身の過去へケリをつける12話でのカタルシスの開放へ繋がっていくのが非常に気持ちよかった。
とはいいつつ、一番好きな回は6話のようこそドリアンショーでしたねw
情と勢いで南極まで行くものの、現代的な関係というか相手の迷惑になりたくないという一歩引いたひなたに対して、シラセが小気味よい啖呵でシラセ株をストップ高に上げてから、一気に暴落させるあの落差は爆笑しました
結月の察しの良さも併せて、あれが2018年の最高の1話でした
1位ゆるキャン△
1位は本当に迷った。どっちも1位でいいのではないか?と最後まで悩んだものの
最終的な決め手は最終回のカタルシスと、漫画版を買ったかどうかでゆるキャン△を2019年ベストアニメに推します。
一昨年の1位リゼロと同じく、個人敵にはきらら系というのは好きなジャンルではありません。最初の悪印象があるにも関わらず、ゆるキャン△が引かれたのはやはり背景と演出。美しい山梨の風景が本当に癒されました。
掴みは背景やテンポのよいバラエティ的な会話でしたが、見ているうちに深く惹かれたのはやはり失敗を許容するゆるさ
SNSでも炎上が日常茶飯事、アニメの中ですら登場キャラクターが犯罪行為に近い活動をすれば炎上する、現在は失敗が許されない社会になりつつあります。
そんな中で、彼女達はゆるく失敗しても、それもキャンプの楽しみだとばかりに受け容れる姿勢、そういったところがゆるキャン△の最も惹かれる理由になりました。
人間関係でもしまりんとメガネの共通の友人を介した比較的苦手な知り合いから、まあ悪い人じゃないし付き合い深めても…とう関係性の変化が非常にリアリティがあって面白かったですw
まあそうはいっても好きなキャラは犬子なんですけどね。うわ何このあざといキャラとずーっと
見ていましたが、着替えのシーンで「しゅき…」となりました。あのシーン、このアニメで想像つかないぐらいセクシーでインパクトがあり、記憶に強く焼き付いています。
今年は私生活で色々あったせいか、絵のきれいな癒されるアニメを多く選んでるような…
全体の総評としては、SNSをうまくシナリオや描写に取り入れた作品も上位に入っています。
ラインのやり取りをそのままギャグにしたゆるキャン△や、南極隊の宣伝にSNSを活用した宇宙よりも遠い場所、一部現代設定をうまく取り込んだバナナフィッシュなどが代表作でしょうか。
逆にうまく扱えなかった作品としては音楽少女の炎上でツイッターなどで話題になり人を呼び込む作戦あたりは、SNSの特性をうまく活かしきれなかった感があります。
こういったSNSはすでにクリエイターなどにとっても当たり前に使うアイテムとなり、取り入れ方が自然になってきています。その分、うまく特性を活かせないとシラケる諸刃の剣ともいえるでしょう。作品内でのSNSの扱い方にはもっと注目していきたいですね。