タングとの再会 | 端っこの気持ち

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東京の端っこに住む劇団四季と酒をこよなく愛する頑固者が書くいつまで続くかわからん日記…のようなもの

では、昨日観に行った『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の感想でも書くとしますかね。演劇

 

今年2度目の観劇に選んだ作品は今月の17日に開幕した『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。ニコニコ自分にとっては11月以来の観劇。やっぱりこの作品は心が温まる作品だなぁと思います。昨日は土曜日でしたが、緊急事態宣言が発令されている最中なので(はてなマーク)空席もあったりして…。とは言え、拍手も大きくそれなりに盛り上がっていたと思います。昨日座った席は1階6列16番。コロナ対策で前3列が空席だったので実質前から3列目。開演5分前まで舞台上の写真を撮る事が出来るというので写真を撮るお客さんの多い事。因みに自分は客席では撮らずに2階ロビーに展示されている「ミニチュアタング」を撮りました。チョキ


 



可愛らしいのでラインの自分のプロフィール写真にしました。にひひキャストの方は田邊ベンに斎藤&長野ペアのタング、鳥原エイミーに野中ボリンジャー、萩原カトウに相原リジー等と前回の観劇時と変わらず。生形&渡邊ペアのタングは今回も観られず…。

 

 

では、気になるキャストの感想を。

 

ベンを演じた田邊真也さん。

この作品はタング以外はすべてシングルキャストなので、今回もベンは田邊さん。そんな田邊ベンですが、良かったです。ニコニコ演技力に定評のある田邊さん。昨日も素敵な演技を披露してくれました。表情も豊かで良いですね。物語が進むにつれてベンに父性が芽生えてくる様が上手く表現されていました。歌も良かったです。素敵な歌声で魅了してくれました。主題曲でもある(のかはてなマーク)「ロボット・イン・ザ・ガーデン」では自然と涙が出てきました。

 

タングを演じた斎藤洋一郎さんと長野千紘さんのペア。

斎藤&長野ペアのタングも前回の観劇時と同じ。10月、11月の公演時では斎藤&長野ペアのタングを観たので、今回は生形&渡邊ペアのタングを観たかったのですが、叶いませんでしたね。ま、キャストに全く拘りがないので、どの組み合わせでも良いんだけどね。にひひそれはさておき、斎藤&長野ペアのタングですが、良かったです。ニコニコ二人で一つのパペットを操るのは大変だろうけど、息もピッタリで自然に操っていました。グッド!セリフの大部分を担う斎藤さんは物語が進むにつれ機械的な発音から人間の様に話すようになっていく過程が上手く表現していたと思います。長野さんもセリフや歌は少ないけど、とても印象的で良いですね。「砂の街のカイル」での長野さんの歌声は感動的で心に染みますね。次回の観劇時には生形&渡邊ペアのタングを観たいけど…。

 

エイミーを演じた鳥原ゆきみさん。

鳥原エイミーも前回の観劇時と同じ。弁護士としてバリバリ働くけど、心の何処かで家庭を求めるエイミー。そんなエイミーを素敵に演じていました。ニコニコベンに対する苛立ちもあのベンを見ると何となく頷けるかなぁ…。にひひ他の人と付き合おうとしたけど、結局ベンの所に戻る鳥原エイミーは可愛らしい。最初の頃の厳しい表情から最後の柔らかい表情に変わっていくのも良いですね。ニコニコ歌は良かったです。綺麗な歌声で魅了してくれました。

 

ボリンジャーを演じた野中万寿夫さん。

野中ボリンジャーも前回の観劇時と同じ。ボリンジャーとしての登場は少ないけど、ベンの父親やパイロット、警備員等と他の役で大忙しの野中さん。正直、ボリンジャーよりも他の役の方の印象が強いです。にひひダンスは頑張ってますね。老体に鞭打って踊っている(って、コラッパンチ!)姿には感心します。本役のボリンジャーも良かったです。一見、人が好さそうですが、実は…というボリンジャーを素敵に演じてました。ニコニコ

 

他にも、相原リジーはさっぱりとして素敵な女性だったなぁとか、萩原カトウはスーツ姿が格好良くて歌も素敵だったなぁとか、加藤ブライオニーは原作同様に少しお節介だなぁとか、色々書こうと思ったのですが、この辺で…。

 

さて、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』東京公演ではスペシャルギフトキャンペーンをやってます。昨日の公演でキャンペーンカードをもらったので次回の観劇時に持っていけば出演者の直筆メッセージ入りポストカードが貰えます。忘れずに持って行かないと。