今年最初のウィキッド | 端っこの気持ち

端っこの気持ち

東京の端っこに住む劇団四季と酒をこよなく愛する頑固者が書くいつまで続くかわからん日記…のようなもの

では、今度は今日観に行った『ウィキッド』の感想でも書こうかなと…。演劇



ウィキッド』が東京東京タワーに戻って来てから月に一度は訪れているオズの国。今日は今年になって初めての訪問となりました。ニコニコ人気のある作品なのか、まだまだ劇場はお客さんでいっぱい。今日もかなり盛り上がっていたと思います。今日座った席は1階4列14番と前から2列目の席でした。チケットチケットを予約した時にろくに座席の確認もしなかったので、「前から2列目の席」と知った時は自分でも軽くビックリえっしたくらいでした。キャストの方は苫田グリンダに雅原エルファバ、中野モリブル、松下オズ陛下等といったお馴染みのメンバーに、初見となった岡田フィエロや初演以来の永野チステリーとそれなりに見応えのあるキャスト陣だったかなと…。



では、気になるキャストの感想を。



グリンダを演じた苫田亜沙子さん。

新年一発目のグリンダは苫田さんのグリンダでした。先月、先々月は山本グリンダだったので、3ヶ月振りに観た事になるのかなはてなマーク新年一発目のグリンダが苫田グリンダで嬉しかったです。そんな苫田グリンダですが、いつ観ても面白いですね。おバカ度も更にアップアップしている感じがします。今日も何度も笑わせてもらいました。にひひ演技は細かくて良いですね。歌も良かったと思います。でも、ちょっとお疲れ気味なように感じたけど、気のせいかなはてなマークとは言え、「For Good」では泣いてしまいました。


エルファバを演じた雅原慶さん。

先週までなら岡村美南さんのエルファバだったらしいけど、今週は雅原さんのエルファバでした。岡村エルフィーも観たかったけど、いつか観る事が出来れば良いかなぁと…。それはさておき、雅原エルフィーですが、良かったです。雅原エルフィーは観る度に良くなっている気がしますね。雅原エルフィーを最初に観た時は期待外れだったけど、今ではそんな事もなく安心して観る事が出来ます。歌は良かったです。素敵な歌声を披露してくれました。「No Good Deed」では涙が出てきました。


フィエロを演じた岡田亮輔さん。

岡田フィエロは初見です。岡田亮輔さんって、昔のテレビドラマテレビの『サインはV』でヒロインを演じてた岡田可愛さんの息子さんですよねはてなマーク四季の舞台にはフィエロの他に『マンマ・ミーア!』でスカイを演じてましたねぇ(実を言うと、福岡公演で岡田スカイを観てますチョキ)。そんな岡田フィエロですが、なかなか良かったです。何と言うか、爽やかなイケメンという感じのするフィエロですね。1幕ではもう少し軽くても良いかなぁという気持ちもあったけど、観ているうちにこのくらいの軽さの方が良いのかなぁと思ったりもして…。にひひ歌も良かったと思います。丁寧に歌っていて好感が持てます。でも、エルファバとのデュエットはエルファバに軍配が上がるかなぁと…。『マンマ・ミーア!』でのスカイをもう一度観てみたいけど、きっと演じる事はないんだろうなぁ…。


オズの魔法使いを演じた松下武史さん。

新年一発目のオズ陛下は松下オズ陛下でした。初演からオズ陛下を演じているだけあって、演技や歌に安定感がありますね。好々爺の様な顔をしているのに腹の中では何か良からぬ事を企んでいそうなオズ陛下は松下さんならでは(なのかはてなマーク)。そんな裏表のある松下オズ陛下を今日はしっかり楽しんできました。にひひまだ一度しか観ていない佐野オズ陛下をそろそろ観たいんだけど、まだ戻っては来ないんだろうなぁ…。



他にも、中野モリブルは相変わらず憎たらしかったなぁ(誉めてます)とか、伊藤ボックは演技が安定していたなぁとか、永野チステリーを久し振りに観る事が出来て良かったなぁとか、女性アンサンブルの石野寛子さんが居なくなったのでエメラルドシティの場面でキセルを持った女性がやっぱり居なくなってしまったなぁとか色々書こうと思ったのですが、この辺で…。




さて、延長が決まっている『ウィキッド』。今度の土曜日(25日)が「四季の会」会員優先予約の初日ですね。土曜日までに日程を決めなければ。にひひ