では、引き続いて『ライオンキング』の感想でも書こうかなと…。
昨日の『リトルマーメイド』に引き続いて、今日は『ライオンキング』とこの２日間はディズニー作品を堪能してきました。
そう言えば、今日は『劇団四季ソング＆ダンス６０ ようこそ劇場へ』が千秋楽でしたね。隣の[秋]劇場は盛り上がっていたのかな
[春]の方は満席ではなかったけど、お客さんでいっぱいでそれなりに盛り上がっていたと思います。今日座った席は１階D列２７番という席。ここ数年はゾウさん側の席ばかりだったので、久し振りにサイさん側の席に座っての観劇でした。
キャストの方は９月に観て以来の茜ラフィキに島村シンバ、２度目の観劇となった本城スカーに久し振りの早川ムファサとバラエティに富んだキャスト陣だったと思います。
では、気になるキャストの感想を。
ラフィキを演じた茜りなさん。
茜ラフィキは９月に観て以来。先月は金原ラフィキだったので、今日も金原ラフィキかなぁと思っていたら違いましたね（何しろ事前にキャストチェックをするのが嫌いな人間なので、誰が出ているのか劇場に着くまで全く知らないんですよねぇ…）。そんな茜ラフィキですが、良かったです。小柄ながらもパワフルな歌声で一気に『ライオンキング』の世界に連れて行ってくれます。２幕でのシンバが「故郷に戻るんだ」と言った後の「ここを立ち去れ」というセリフを言うまでの間をもう少し空けた方が個人的には良いと思うんだけど…。ま、これはこれで良いのかなぁと思ったりして…。
ムファサを演じた早川正さん。
早川ムファサは久し振り。いつ以来だろう日本オリジナルムファサをこの時期に観る事が出来たのは正直に言って嬉しかった。日本オリジナルムファサだけあって全体的に余裕があって良いですね。ただ、１５年の歳月というのが…。
「お父さん」というより「お爺ちゃん」と言った方が良いのではないかと…。歌は良かったです。素敵な歌声を披露してくれました。早川さんの歌声を聴いていると開幕して１～２年の頃の『ライオンキング』を思い出したりして…。
スカーを演じた本城裕二さん。
本城スカーは２度目です。前回はスカーデビューして間もなくだったからか（）、演技等に硬さもあったけど、今日観た限りでは硬さも取れてきて良くなってきたと思います。怠惰で捻くれた性格のスカーを丁寧に表現していて良いと思います。「スカーの狂気」をもう少しオーバー気味にしても良いかもしれませんね。
ティモンを演じた黒川輝さん。
黒川さんのティモンは大好きなティモンの一人です。長い事黒川ティモンを観ているのですが、いつ観ても面白いですね。間の取り方も上手いし、笑わせる所はしっかりと笑わせるし、安心して観ている事が出来ます。川辺プンバァとの息もピッタリな所も良いですね。
シンバを演じた島村幸大さん。
島村シンバも９月に観て以来。相変わらず爽やかで格好良いシンバですね。演技はいつも丁寧で好感が持てます。表情も豊かで良いですね。歌も良かったです。今日は「終わりなき夜」が若干怪しかったけど、そんな所はご愛嬌。
他にも藤田ヤングシンバは今日も表情が豊かだったなぁとか、大塚バンザイは今日も弾けていたなぁとか、雲田ザズは相変わらずの面白いなぁとか、池松ナラは可愛らしかったなぁとか色々書こうと思ったのですが、この辺で…。
さて、来月の２０日に日本上演１５周年を迎える『ライオンキング』。大好きな作品の一つなのでまだまだロングランが続いて欲しいですね。