3日遅れの(?)祝福 | 端っこの気持ち

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東京の端っこに住む劇団四季と酒をこよなく愛する頑固者が書くいつまで続くかわからん日記…のようなもの

では、昨日観に行った『美女と野獣』の感想でも書くとしますかね。演劇


11月24日に日本公演15周年を迎えた『美女と野獣』。記念日当日は仕事でお祝いに行けなかったので(ま、仕事がなくても祝福に行ったかどうか…)、3日遅れの昨日祝福してきました。祝福と言っても、ただ観劇しただけなんだけど…。客席はお客さんでいっぱいで盛り上がってました(今の四季の作品で一番、お客さんが入っているのではないかと…)。前回観た時のキャストと違うのはモリースとコッグスワースくらい。安定しているキャストで観るのも良いんだけど、たまには違うキャストでも観たいなぁと思ったりして…。



では、気になるキャストの感想を。



ビーストを演じた福井晶一さん。

連投続きの福井ビースト(ビーストを抜けてもマンカストラップになったりと大変ですなぁ…)。疲れも見せずに素敵なビーストを演じていました。もう、完全にビーストを自分のモノにした感じがしますね。1幕と2幕での演技にメリハリがあって良いですね。細かい部分もきちんと演じていて好感が持てます。昨日は2幕ラストの方で王子の姿に戻った時に拍手が起こってました。ホントに凛々しい王子様ですよね。でも、最後の正装(というのかはてなマーク)よりも人間に戻った時のちょっとボロい感じの衣装の方が格好良いと思うのは俺だけだろうかはてなマーク


ベルを演じた坂本里咲さん。

坂本ベルも連投続きですよねぇ。休んだのは1週間くらいだったかな。細かい演技で素敵なベルです。坂本ベルはいつ観ても美人で聡明なベルという感じがしますね。昨日はちょっとお疲れ気味だったのか、歌が少し不安定な所があったけどそんな所はご愛嬌。2幕の図書館の場面はビーストとベルの心が通い合う感じがして微笑ましい。好きな場面の一つです。ただ、東京再演からず~っと坂本ベルしか観ていないので、そろそろ他の方のベルも観たいかなぁと…(と言っても、キャス変しても突発する気は全くありませんが…)。


モリースを演じた石波義人さん。

初見だった石波モリース。見た目はアニメのモリースに近い感じがしました。石波モリースは何と言うか、元気なモリースという感じですね。ビーストに囚われの身となっても充分生きていけそうな気がします。歌は可も無く不可も無いといった感じかな。「二人で」を聴いた時に石波さんの歌声を初めて聴いた気がしたんだけど、『クレイジー・フォー・ユー』で歌ってたんだっけ…。また、観てみたいと思うモリースでした。


コッグスワースを演じた青羽剛さん。

青羽コッグスワースも初見です。『ライオンキングウェブシアター』でコミカルな演技を披露しているので、どんなコッグスワースになっているのか楽しみにしていました。吉谷さんのとぼけた感じのコッグスワースとは違う面白さのあるコッグスワースですね。召使いの長としての威厳を出そうとしているけど全然出ていないのも面白い。百々ルミエールとの相性も良いと思います。ただ、メイクの仕方なのか青羽さんのコッグスワースを観ていると坂上二郎さんに見えてしまって…。とは言え、また観てみたいコッグスワースでした。


ルフウを演じた赤間清人さん。

赤間ルフウは2度目です。前回、観た時よりも良くなってる感じがします。赤間さんなりのルフウが出来上がっているのでしょうね。演技も前回観た時は少し硬さがあったように思ったのですが、硬さも取れて良い感じになってます。「おバカさん」度もアップアップした感じで面白かったです。



他にも、田島ガストンも連投続きですが疲れを感じさせない歌と演技だったなぁとか、百々ルミエールも相変わらず面白かったなぁとか、遠藤ミセス・ポットの「美女と野獣」を聴いていたら泣けてきたなぁとか色々書こうかと思ったのですが、この辺で…。




さて、日本公演15周年を迎えた『美女と野獣』。昨日は何か15周年の記念グッズでも買おうかなと思ったのですが、売店はお客さんがいっぱいでゆっくりグッズを見る時間時計もなくて…。チラッと見たけどこれといって欲しい物が無かったので結局何も買わず…。




話は変わりますが、昨日は観劇後に行き着けのBarのマスターの誕生日ケーキを祝ってきました。本当は今日がマスターの誕生日なのですが、今日は店が定休日なので1日早いお祝いをしてきました。昨日は『美女と野獣』の15周年祝いと行き着けのBarのマスターの誕生日と2つのお祝いをしてきた俺なのでした。