では、昨日観に行った『ＣＡＴＳ』の感想でも書くとしますかね。
昨日で『ＣＡＴＳ』横浜公演は２回目。通算で１４５回目の観劇。上には上がいるとは解っているとは言え、我ながらよく観てるなぁと感心したり呆れたり…。それはさておき、昨日の『ＣＡＴＳ』ですが、週の半ばでグリザベラが早水さんから木村智秋さんに変更となり正直若干テンションが下がり気味
だったのですが、いざ舞台が始まったら猫達の舞踏会を楽しんでいる俺がいました。昨日は５列２６番と回転席のすぐ後ろの席だったので猫達がすぐ近くに来てくれて楽しかった。何気に回転席よりも５列目の席の方が好きな俺です（ま、観られれば何処でも良いんだけどね…）。
では、気になるキャストの感想を…。
グリザベラを演じた木村智秋さん。
五反田公演千秋楽近くの時に観て以来の木村グリザ。う～ん、やっぱりちょっと苦手かもしれない…。悪くはないんだろうけど、俺の心に響いてこないんだよねぇ。グリザベラの持っている哀しみや過去が見えてこない。歌声も若いからグリザベラに合ってない感じがします。悪くはないんだけどなぁ…。
ジェニエニドッツを演じた鈴木由佳乃さん。
久し振りに観た由佳乃さんのジェニエニドッツ。元気で実に可愛らしいおばさん猫。ジェニエニドッツのナンバーも楽しそうに歌っていて良いですね。『ウェストサイド物語』が始まったらそちらに行ってしまうかもしれないから、束の間の出演なのかな
だとしたら、鈴木ジェニエニを観る事ができてホントに嬉しかった。
マンカストラップを演じた芝清道さん。
相変わらず芝マンカスは小芝居や遊びがあって面白い。演技や歌にも余裕が感じられますね。観ていて安心できるマンカスです。ヤクザなマンカスも面白かった。昨日はグロールタイガーの場面で最後にシャムネコ軍団の旗を持ってドラゴンの顔を作る所で旗を落としてしまってしまい苦笑いをしてましたが、そんな所はご愛嬌って事で。
ラム・タム・タガーを演じた阿久津陽一郎さん。
歌い方を変えたからか、やっぱり大人しい感じのするタガー。タガーのナンバーでの登場する時、五反田では確か「ようっ」と言って出てきてたと思うんだけど、横浜公演では無言の登場…。なんとなくつまらない。
とは言え、阿久津タガーもチョコチョコと小芝居や遊びも出てきて良い感じです。昨日はカーテンコールで猫達が舞台裏に戻る時にセットにある空き缶を見て何かをやりそうでした。何をやってくれるのか期待してたんだけど、結局何もせず…。阿久津タガーは一体何をしたかったんだろうあっ、そうそう昨日もタガー締めはありませんでした。横浜公演ではやっぱりタガー締めは無いのだろうか…。
マンゴジェリーを演じた川東優希さん。
川東マンゴも結構アホっぽくて良い感じですね。そしてかなりのイケメンマンゴ。昨日観て気付いた事なんだけど、グロールタイガーの場面でグロタイの部下を演じてるマンゴって左手を骨折したみたいに吊ってるんですね。以前からそうだったのかなぁもしそうだとしたら、今まで気付かなかった俺って一体…。
ミストフェリーズを演じた松島勇気さん。
松島ミストがまだいてくれたのは実に嬉しい。ダンスは相変わらず素晴らしいし、所々で見せる小芝居も楽しい。様々な舞台に立て続けに出演されてからの『ＣＡＴＳ』への出演。疲れているんだろうけど、疲れを見せないダンスはホントに素晴らしい。金子信弛さんが入ってきたからそろそろ金子ミストへチェンジするのだろうか
他にも青山祐士さんのマキャヴィティは美猫だけど迫力があって良かったなぁとか、原田真由子さんのタントミールはオーヴァチュアでの最後の伸びは高倉タントと違っていて、高倉タントが見せたあの伸びは高倉タントだけなのかなぁとか、色々書こうと思うのですがこの辺で…。
先程も書きましたが、昨日は５列２６番という席でやたら猫達と目
が合うんです。ジェリクルソングのラスト近くではランパスキャットが目の前にいて俺をガン見。おれの方も目を逸らしたら負けると思って（って、俺は誰と何の勝負をしてるんだ）ランパスとにらめっこしてました。他にも色々な猫達と目が合ったりして…。やっぱり５列目は楽しい席ですね。
そうそう昨日はこんなモノを買いました。
横浜公演から新しく発売されたストラップ。
はい、またストラップを買いました。
何気にストラップマニアな俺です。
色は黒、白、黒Ｘグレーの３種類。
黒Ｘグレーを買いました。なんとなく猫っぽい気がしたので…。
次回の『ＣＡＴＳ』は来月の２４日。クリスマスイブ
の観劇です。今からクリスマス特別カーテンコールが楽しみな俺なのです。