コンタクトの裏側 | 端っこの気持ち

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東京の端っこに住む劇団四季と酒をこよなく愛する頑固者が書くいつまで続くかわからん日記…のようなもの

今日、『コンタクト』を観てきた。

今日はキャストチェンジがありました。PartⅡの妻の役を坂田加奈子さんが演じてました。PartⅢの黄色いドレスの女を酒井はなさんが演じてました。その酒井さん、新国立劇場のプリマとして多くの主役を勤める日本でもトップのバレリーナらしいです。坂田さんにしても酒井さんにしてもバレエをきっちりやってる方なのでダンスが素敵です。どのダンスを見てもピタッと決まっていて、観ていて気持ちが良いです。

今日は『四季の会』の会員イベントでバックステージツアーが催されたんです。もちろん参加してきました。舞台が終って、一旦劇場の外に出てイベントが始まるまで待ちます。で、再び客席に入るとそこにはPartⅠで使われるブランコがセットされてます。で、舞台監督の平田さんが説明してくれます。で、PartⅠからPartⅡへの舞台転換を見せてくれました。あんなに短い時間で舞台が変換したのに感心しました。本番では俳優さんもスタッフと一緒に舞台転換をしてるという事です。PartⅡでは小道具がたくさん出てくるのですが、その中に食べ物(業界では消え物と呼ばれてます。)が出てくるんですが俳優さんが食べてるモノはスタッフが毎回作ってるという事です(残ったモノは誰が食べてるんだろ?)。

今回のバックステージツアーでは舞台を体験する事ができるというんで応募用紙に書いてみました。参加者が多くて結局抽選になりました。俺はもちろん…



選ばれませんでした。今回選ばれた人は2人。両方とも女性でした。一人はPartⅠのブランコに乗る女の役を、もう一人はPartⅢの黄色いドレスの女の役を体験してました。もし、男の人が選ばれたなら何の役をさせるつもりだったんだろう?

さて、舞台監督の説明とか体験コーナーも終って、いよいよ舞台上に上がります。舞台袖には小道具やセットやらが置いてあります。この『コンタクト』ですが、オリジナルを演出したスーザンストローマンさん(『クレイジー・フォー・ユー』の振り付けをした女性です。)が舞台上で使われる小道具にまでこだわりというかディテールを大切にしてるみたいでPartⅡで使われるメニューの中までしっかり文字が書かれてありました。凄いです。客席からは見えない所までちゃんとしてるなんてこの作品の奥行きの深さを改めて知りました。そうそう、猫のルーシーも見つけました。

いや~、ホントに今日は良い1日だった。