3話の一番好きなシーンは、名曲「灯火」で心温まる雰囲気を作り出しながらも、10年後に結婚できると喜んだ圭介が貴恵(万理華)に10年たつまでいい人が万理華(貴恵)現れなければという条件をつけられてちょっとーとぼやきまくる場面である。
毎田暖乃さんは、なんでもないセリフでは少し舌足らずなのだが、貴恵になりきるシーンでは大人の口調になり、なめらかにセリフを言えるところが不思議だ。
蒔田彩珠さんも父と小学生の妻をほほえましく思っている娘をしっとりと演じている。物静かな口調であるが、父と小学生の妻のやりとりを暖かく包むような演技だ。

4話の一番好きなシーンは、赤の他人なのに、勢い余って万理華を引き取ると言ってしまう圭介。言い過ぎたことにはっ、と気づき目が泳いで挙動不審に陥ってしまう。
さらにコソコソ会ってたなど、母親に自己申告までしなくてもよいことまでカミングアウトして母親と万理華にまで怒られる始末。実に笑える。