5月下旬に庭 和蘭海芋 | 日々の戯言

日々の戯言

何となく続けている親父のブログ

毎年綺麗な花を咲かせる和蘭海芋

花盛りの内は、純白の仏炎苞が綺麗だが、盛りを過ぎると仏炎苞が薄茶色に枯れていき

見苦しいので、花茎の根元で切り取っているのだが、大きな葉っぱに隠れて新しい

花芽が次々と伸びてくる。

 

<和蘭海芋(オランダカイウ)>
学名:Zantedeschia aethiopica。サトイモ科オランダカイウ属の多年草。

別名をカラー(Calla)ともいう。これは以前の分類の名残である。

又、単に海芋(カイウ)としても流通している。原産地は南アフリカ。
日本へは江戸時代に渡来した。「海芋」は「海外の芋」といった意味合いである。
国交のあったオランダから伝わったのが和名の由来である。現在では逸出したものが本州から

沖縄にかけて野生化し、湿地に生える。草丈は30cm~70cm位。葉は大形の矢尻形で、

長い柄がある。葉は肉厚で艶があり、少し巻いている。開花時期は3月~7月。
花のように見える白い部分は、サトイモ科特有の「仏炎苞」という部分である。

漏斗状に巻いている。真ん中にある直立した黄色い部分が、小花の密生する肉穂花序。

湿地を好む栽培植物で、花壇や切り花で見かける。黄色や桃色のものもあるが、

中には品種が異なって畑地性のものもある。花の後にできる実は液果である。
(花図鑑 龍から抜粋)