葉っぱを落とした木に残った花梨の実。
数個の実を付けていたが、台風の風で一つを残して落ちてしまった。
花梨酒を作ろうかと思ったこともあるが、面倒なので残念。
<花梨(カリン)>
学名:Pseudocydonia sinensis。バラ科カリン属(ボケ属)の落葉高木。
原産地は中国の東部。漢名は「木瓜」。日本へは1000年以上前に渡来したという。
本州の東北地方から中国地方にかけて栽培が行われている。樹高は6m~10m位。
樹皮は鱗片状に剥がれるが、手触りは滑らかである。葉は倒卵形で、互い違いに生える。
葉には柄があり、縁には細かいぎざぎざがある。葉の付け根の部分は円く先は尖る。
開花時期は3月~4月。葉の展開と同時に花を咲かせる。枝先に1つずつ咲かせる花は、
花径3cm位の淡い紅色をした5弁花である。雄蕊は20本~22本、雌蕊は5本である。
結実期は10月~11月。果実は、長さが10cm位ある長円形で洋梨のような形をしており、
緑色から黄色に熟する。香りが強く、喉の薬として知られている。
実はかなり固くて酸味も強いので、生食には適さない。古名を安蘭樹(アンランジュ)という。
(花図鑑 龍 から抜粋)
