今年の1月末にブログを始めた。
一人の女性が無趣味の私を見て、
「ブログでもやってみたら。」と言ってくれた事がきっかけだった。
「自分の心情を吐露するブログなんて、出来るか!」と思っていた私だが、
仕事も閑職で定時に帰宅する毎日だし、これといった趣味もないし、
おまけに女房との関係はギクシャクしていて会話も殆どない状態だったので、
何時まで続くか判らないが、取り敢えずブログを始めてみる事にした。
(心の奥底に人と人との繋がりを求めていたのかもしれない。)
ブログの記事は、自分の過去と女房に対する愚痴で、
クソ面白くもない記事だったが、そでれもコメントをしてくれる人が現れた。
私も気に入ったブログにコメントをしたりメッセージを送ったりして、
やり取りをする内に、「こんな考え方もあるのか」と気づかされる事や、
励ましの言葉に心が安らぐ事が度々あった。
そんな日々が5ヶ月続いた後、女房に甘え、構って貰いたい自分がいる事に気付いた。
その時から「自分の事は自分でしよう。」と心に決めると、
今まで女房に抱いていた甘えや、わだかまりがスーッと消えていった。
今、病気で昔の様に働けなくなり、閑職の上に降格になっても、
意外と平常心で自分の境遇を受け入れられるのは、
ブログで多くの人から言葉を頂いたお陰だと思っている。
ブログを始めて良かった。
大事なのは、これから。
今の自分の境遇を受け入れた上で、何をなすべきかを見つけなければ。
中島みゆきの唄に『糸』という唄がある。
別々の人生を生きてきた人が、偶然にもネットのブログで知り合い、
メッセージを交わしたという事は、それが他愛も無い言葉であったとしても、
縦糸と横糸が交わり、布を織りなしたと言ってもいいのではないだろうか。
今までどちらかというと、人との付き合いを敬遠してきた私だが、
これからは人と人との繋がりを大切にしたいと思う。
『糸』
作詞/作曲:中島みゆき
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない
なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささく
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた嵐の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます