わかれうた | 日々の戯言

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何となく続けている親父のブログ

『わかれうた』

中島みゆきの5作目のシングルで、1970年代後半に、

ヒットチャートで初めてNo.1を獲得した曲。


今から35年程前の年の暮れに流行っいて、

大晦日の夕方、浪人中の妹が、受験勉強の手を休め、

おせち料理の栗金団を作る為に、蒸かしたサツマイモを裏ごししていた。

その時、ラジオから中島みゆきの『わかれうた』が流れていたのを鮮明に覚えている。


料理好きの妹は、お袋を手伝って料理を作ったり、ケーキを焼いたりしていて、

おせち料理の「一の重」のメニューや盛り付けは妹の担当だった。

栄養士・管理栄養士の資格を取り、学校関係に務めていた妹も

今年の6月に2人の子供を残して永眠してしまった。


死に化粧をして貰い、口元に笑みを浮かべたふくよかで安らかな顔は、

まるで眠っている様であり、吉祥天の様に思えた。


月命日にも妹の事を想い出す事はないが、

これから先、大晦日には中島みゆきの『わかれうた』と共に、

在りし日の妹の姿や吉祥天の様な安らかな顔を思い出すだろう。



    『わかれうた』

              作詞/作曲:中島みゆき


  途に倒れて 誰かの名を
  呼び続けたことが ありますか
  人ごとに言うほど たそがれは
  優しい人好しじゃありません

   

  別れの気分に 味を占めて
  あなたは 私の戸を叩いた
  私は別れを 忘れたくて
  あなたの眼を見ずに 戸を開けた

               

  別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る
  それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り

       

  あなたは愁いを身につけて
  うかれ街あたりで 名をあげる
  眠れない私は つれづれに
  わかれうた 今夜も 口ずさむ




  誰が名付けたか 私には
  別れうた唄いの 影がある
  好きで別れ唄う 筈もない
  他に知らないから 口ずさむ


  恋の終わりは いつもいつも

  立ち去る者だけが 美しい
  残されて 戸惑う者たちは
  追いかけて 焦がれて 泣き狂う


  別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る
  それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り


  あなたは愁いを身につけて
  うかれ街あたりで 名をあげる
  眠れない私は つれづれに
  わかれうた 今夜も 口ずさむ