今の会社での引継ぎをして、退職したのは4月末。
5月の連休に川崎からの引越しを済ませ、連休明けから新しい会社で働き始めた。
女房は、引越しが終わるとまた実家に帰ってしまった。
癌が進行し入院している義父が、初孫を可愛がるので、看病を兼ねて実家に帰った訳である。
私も休み毎に女房の実家に帰り、病院に義父を見舞っていたが、
6月に入り容態が急変し、あっけなく死んでしまった。
享年55歳であった。
今年私は55歳になるので、私と同じ年で此の世を去った事になる。
今まで考えた事もなかったが、女房が長女を出産したのが27歳の時、
その長女が今年27歳となる。
結婚してから今年で30年、長女が生まれて27年、義父が亡くなって26年。
月日が経つのは早いものである。
義父の葬儀の時、涙は見せるものの取り乱す事がなかった女房が、
火葬する段になって、棺にすがり付き取り乱して嗚咽を上げる。
義父を好きだった女房、心の中で大きな変化があったのであろう。
それ以来、女房の考え方が変わった様に思える。
上手く言葉で言い表せないが、厭世的になった様に思える。