椿の様に終わりを迎えたい | 日々の戯言

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庭の藪椿が漸く花開いた。京都では2月下旬に咲いていたので1ヶ月遅れの開花。


私の好きな花の一つである。

「東寺 散策」の記事にも藪椿の画像を掲載したが、趣のある花である。

特に、寺社の常緑樹の森の中で、藪椿がポツリポツリと咲いているのは、何とも言えぬ趣がある。

また、地面に落ちた花が広がっている落椿もいい。

清少納言風にいえば、「藪椿の咲きたるは、いとおかし」、となるのであろうか。


花期が終わると花首から落ちるので、武士は首が落ちる様子に似ていることから、

椿を嫌ったと言うが、潔くて好きである。


椿の近縁種のサザンカは、椿が潔く花首から落ちるのに対して、花びらが個々に散っていく。

全ての花びらが散るのであればよいのだが、萎れて色褪せた花びらが葉っぱにまとわり付いている様は、

みすぼらしくて嫌である。


死を迎える時、椿のようにポツリと花が落ちる様に、終わりを迎えたい。



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