《ロンズデール》英国モノ~第2弾 | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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英国別注モノ第2弾である。

先に断っておくが、今回の話は長い!
(2回かな?…)
なぜなら、私のライフワークである『ロックとファッション』に言及しなければならないからだ!(別に言及しなくてもいいんだけど…)

興味のない方ほどスルーしてはいけない!
(自由だけど…)


さて、今回ご紹介するのは、
メンズビギでは12年振りのコラボレーションとなる《ロンズデール》である。

1960年にプロボクサーであるバーネット・ハートによって設立。ボクシング用品やウェアなどの販売から始まり、モハメッド・アリやシュガー・レイ・ロビンソンなどのプロボクサーはもちろん、ミュージシャンにも愛好されたファッションブランドである。

さて、この《ロンズデール》を有名にした“陰の立役者”“歩く広告塔”といえば、
ご存知“モッド・ファザー”と呼ばれる、
ポール・ウェラー である。

※画像は全て拝借

70年代後半にイギリスを席巻したパンクムーブメント。
髪を逆立て、安全ピンや鋲付き革ジャン、切り裂いた服にボンテージパンツに身を纏ったパンクロッカー達の中にあり、突如スリムなモッズスーツで登場した伝説的な3ピースバンド“ザ・ジャム”の中心人物である。

“ザ・ジャム”が新鮮だったのはファッションだけではない。音楽も他のパンクバンドと違い、アメリカンソウルの影響下にありながら、それを高速で演奏するスタイル。
これが当時のイギリスで馬鹿ウケ!

私が中学生の頃買った音楽雑誌「音楽専科」にも、イギリスでの超人気ぶりが紹介されていたのを思い出す。
ちなみに、ファッション雑誌「メンズグラブ」で初めてメンズビギを知ったのもその頃である。奇しくもそのページには、超カッコいいモッズスーツが掲載されていたのだ!
GM少年の中で、ロックとファッションが繋がった瞬間である。

話を戻そう。
1960年代にイギリスで一大ムーブメントを巻き起こしたモッズカルチャー。
その当時も“ザ・フー”や“スモール・フェイセス”など、黒人音楽をリスペクトしていたバンドが活躍した。
“ザ・ジャム”が斬新だったのは、彼らから影響を受けたモッズ・カルチャーと新たなパンクムーブメントを融合したことにある。

その後ポール・ウェラーは、なんと!人気絶頂期に“ザ・ジャム”を解散。
80年代には“スタイルカウンシル”を結成し、その変貌ぶりで世間をアッ!と驚かせる。

そして90年代以降は紆余曲折があったが、
ソロ活動で見事に復活を果たす。

モッズ精神の正統的継承者でありながら、
常に新しい物を追い求める彼の姿は、
後続のミュージシャンから見れば
頼もしい兄貴的存在なのだ。


さらに彼を特別な存在にしたのは、
ファッションへの影響力である。

恐らく…
私が今まで見てきたミュージシャンやアーティストの中で断トツにオシャレなのは、ポール・ウェラーをおいて他にはいない。

今日はこの辺にしとこう。
まだ商品紹介してないけど…

次回に続く。

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                        「The Jam」
                      “Billy Hunt”

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メンズビギ  マルイシティ横浜店  GMより