皆さんお待ちかねの
“奇跡の○○”シリーズである。
そんなシリーズあったっけ?
いや、今から始めるのだ。
横浜市内の家族で専業農家を営む、
顧客のK様から頂いたイチゴ🍓が、
衝撃的に旨かったという話である。
さて今回は、そのトマト🍅版なのだ。
先週の休日の夜、
スタッフの仁田からメールが届いた。
その内容は、
業務の引き継ぎ事項は二の次で、
「本日K様がご来店され、収穫したばかりのトマト🍅を持ってきて下さいました」
ということだった。
私はすぐさま、
「やったー! 明日お店に行くのスゲー楽しみ!」
と返していた。
ちなみに私は、今年53歳になる。
極めて大人げないやり取りだ…
しかし、私は心底ウレシかったのである。
ウレシい時というものは、
大人も子供もないのだ。
最初に頂いたイチゴ🍓を食べた後、
そのあまりの旨さに衝撃を受けた私は、
思わずK農園をネットで調べ上げていた。
すると、ここの自慢はイチゴ🍓やメロン🍈以上に、トマトであることが判明したのである!
K様が次にご来店された時に、
私がそのことを話したら、
「トマト🍅は、もう少し経ったらもっと味が良くなります。今度、持ってきますよ」
とおっしゃっていたのだ。
神に誓って言うが、私は催促したのではない!
ただ、それに近い匂いは、
私の身体から知らぬ間に発散していた可能性は否定できない。
翌朝、お店に出勤した私が最初にとった行動は、業務の引き継ぎ事項の確認ではなく、
そのトマト🍅をこの目で確認することであった。スタッフにドッキリ❗を仕掛けられた可能性も拭いきれなかったからである…何で⁉
お店の裏の棚に厳重に保管されているトマト🍅を見つけた私は、ホッと胸を撫で下ろした。
すでにその日の朝、トマト🍅を食べてきた仁田によると、メチャクチャ旨かったそうである。
しかも、その日休みの店長の中西は、
今日K農園にお邪魔する約束をK様としていたという。
“チッ、先を越された!”
と、私は心の中で毒づいたが、
口には出さなかった。
大人げないから…
家に持ち帰って一刻も早く食べてみたい私にとって、その日一日はとても長かった。
“トマト🍅食べたいから早退させてくれ!”
などとは言えなかった。
大人げないから…
それでも閉店30分前には、
大事なトマト🍅を小脇に抱えて
そそくさとお店を上がったのである。
家に帰った私は、
昨晩から私同様に楽しみしていた妻と共に、
早速トマト🍅を口に入れてみた。
旨い❗ 奇跡のトマト🍅だ❗
K様、ありがとうございます❗
イチゴ🍓の時もそうであったが、
“恐るべし、K農園”である。
残念ながら、K農園で生産された農作物は直売所でしか手に入らないのである。
(契約レストランでは食べられるが…)
我が家では現在、“K農園爆買いツアー”を
計画中だ。
皆さんにもご紹介したいのはヤマヤマだが、
K様に要らぬご迷惑かかるといけないので…
というのは半分ウソで、
少量多品種で差別化を図るK農園では、
直売所で並んでも手に入らないモノもあるそうだ。
それでは私が困るではないか…
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今日の一曲は、奇跡(ミラクル)に因んで…
「Elvis Costello」
“Miracle Man”
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メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより