「黒の無地のスーツありますか?」
(販売員)
「申し訳ございません。完全な無地はご用意がございません。軽い織柄でしたらございますが…」
(お客様)
「いや、無地で探しているんですよ」
こんなやり取りが昔からよくある。
メンズビギに限らずブランドのスーツって、なぜか黒無地を作らない。
(モード系ブランドにはあるが…)
毎シーズン企画される限られた型数の中で
オリジナリティーを追求していくと、
どうしても無地のスーツは後回しになってしまうのだ。
しかし、我々現場のスタッフからしてみると、せっかく確実なニーズがあるのにモッタイナイ…。
お客様からしてみると、用途が決まっているので黒無地以外の選択肢はない。
しかも急いでいるケースがほとんどである。
礼服と違い、冠婚葬祭だけでなく
就活からビジネスシーン、オシャレ着まで幅広く使える黒無地のスーツは、スーツブランドとして必須の品揃えである。
こうした現場やお客様の根強い声から、
やっと今シーズン久し振りに復活したのが
こちらのスーツなのだ❗


品番…71FT05
価格…¥39,000+税
素材…毛100%
カラー…ブラック
サイズ…SS・S・M・L・LL
生地は本格的なタキシードなどにも使用される《ギャバタッサー》である。
フォーマルらしい深い黒を追求する為、金属系インクで染める手法を見直し、環境汚染に配慮した自然由来の染料を使用して深い黒を実現したエコなブラックである。
オプションのシルバーグレー×ブラックのリバーシブルベスト(¥16,000)もオススメ❗


さらに、ウィングカラーシャツ(¥12,000)や蝶ネクタイ(¥5,900)などの関連アイテムも復活❗


そういえば…
ブラックスーツで思い出したのだが、
私がまだ20代の頃、よく結婚式の司会をやっていた。
一度、仲の良かった同業者から、
自分達の結婚式の司会を是非やってくれないかと頼まれたのがきっかけだった。
よほど評判が良かったのか、
その後続々と依頼が殺到したのだ。
プロより面白いという声に気をよくした私は、タキシード一式を新調し、
都内の結婚式場を荒らしまくったのである。
これは一度やると病みつきになるのだ。
大勢の人たちの注目を集めながら、その場を支配している錯覚に陥るからだ。
その後も結婚式や二次会だけでなく、
会社の忘年会やX'masパーティーまで、
お願いされると断れない。
もしかして、これって天職?
これって副業になるかも?
しかし…
色気を出し始めた途端、
依頼が徐々に減ってきたのだ。
それはなぜか?
私が司会を務めた夫婦の 離婚率 が、
異常に高かったのである…
それはオレのせいじゃない❗
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「AC/DC」
゛Back In Black ゛
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メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
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