いや、「…入ってまっせぇ~」かな。
それとも「…入ってまんがなぁ~」かな。
これって、全部関西弁だろうか?
自信はないが、そういうことにしておこう。
関西には縁もゆかりもない私であるが、
時々無性に関西弁に言い換えてみたくなる
のは何故だろう?
未知への憧れだろうか…。
関西弁にすると、直接的な物言いが
何となくオブラートに包まれ、
不快感がなくなるどころか、
むしろ相手との距離感を縮めてしまうから
不思議である。
ある意味、接客にはもってこいかもしれない。
しかも普通の話が5割増しで面白く聞こえるから、お笑いの世界でも圧倒的に有利なはずだ。
生粋の江戸っ子弁にも
同じようなことが言えるかもしれない。
落語の世界がそうだ。
昔、伝説の落語家「五代目 古今亭志ん生」
を初めて聞いた時、その言い回しや口調が妙に新鮮で面白く感じたと同時に、
「ビート たけし」にあまりにもソックリで驚いたことがある。
もちろん志ん生の方が先だから、
たけしのルーツはこれだったのか!
と、世紀の大発見をした気分に浸ったものだ。
そんな東京も今では、
ほとんどが地方出身者の集まりだから、
生粋の江戸っ子弁を喋る人は
絶滅危惧種に匹敵するのに対し、
大阪の道頓堀で石を投げて、
関西弁を喋らない人に当てるのは
至難の技ではないだろうか。

数の上では、関西弁が圧倒的シェアを占める世の中なのである。
しかし、関西弁の中でも京都は特殊である。美しい響きと、物腰が柔らかく優しく包み込むような言葉遣いの中に、閉鎖的で人を値踏みするような意味合いが潜んでいる。
ご存知の方も多いかと思うが、
京都では「いらっしゃいませ」のことを、
「おいでやす」または「おこしやす」
と言う。
実はこの二つは意味が少し違う。
「おいでやす」とは、
フリー客、一見さん、初めての客など、
不意に訪れる客に対し使う言葉。
「おこしやす」とは、
約束をしていたり、心待ちにしていた大事なお客様など、常連客に対し使う言葉。

もちろん私は「おこしやす」と言われたことは一度もない。
それでも京都は好きだから、足蹴にされても何度も行くのだ。
デヴィッド・ボウイも愛した京都。
いつかはお茶屋で芸姑遊びでも…
なんて夢を考えなくもないが。
これじゃ、映画「舞妓Haaaan」だな…
あ、そう言えば今日は
シャツの紹介だった❗
ま、いいか。
明日にしよう❗
誰も急いでないし。
これじゃ、落語で言うところの枕のみだ。
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《Wポイントフェアー》
いよいよ、明日9/25(sun)まで❗
皆様、是非
「おこしやす❗」
メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
メンズビギ公式HPはコチラ❗