こんにちは!

3月11日を迎えました。

もう8年、まだ8年…
色々なとらえ方があると思います。
昨日、サンデーモーニングでも番組後半で震災特集をお届けしました。
そこでお伝えしたのは、今もまだ5万人ほどの方が避難生活を送っていらっしゃるということ、津波の被災地では、復興はなかなか進んでいないということ。そして、原発事故の収束にはまだまだほど遠いこと。
東北以外にお住いの方達には、もう過去の出来事のように感じられているかもしれませんが、決して過去のことではないということを、自戒の念も込めてお伝えしました。

 

昨日、興味深い話をスタッフから聞きました。
今まで、こういった震災を振り返る番組を放送する際には、当時のことを思い出してつらくなるので、津波の映像などを使ってほしくないと、被災者の方たちは訴えていたそうです。
ところが最近では、逆に「使ってください」という声が多いそうなんです。

「みんなに忘れてほしくない」という理由から。

れだけ、震災の風化を恐れている、被災地以外では忘れられているということを、実感されているのでしょう。

 

震災直後には、エスカレーターが止まり、街は暗くなり、でも人々はそれを受け入れ、まめに節電を心がけたりしました。

地震対策を考えたり、募金したり、チャリティーのイベントが多く行われたり…と、日本中が助け合っている印象でした。

が、今、街はキラキラとライトアップされ、テレビでも震災関連のCMなどはほとんど見かけなくなりました。
つらい経験を忘れることも、時には必要だと思います。
でも、今もなお苦しんだり悩んだりしている人がいるなら、やっぱり日本中でそれを共感し続ける姿勢も必要だと思います。

 

8年前のあの日を少し思い出していただければ…。
毎年シェアしていますが、手軽な募金もあります。

 

共感していただければ、ぜひ。。