【注意】
当ブログは数学者でも有名な教育者でもない
「私」の「個人的な考え」です。
共感してくださった方は、参考にしたり取り入れたりしていただければ嬉しいですし、「こんな教え方は違う!」と思われた、高学歴な方・数学者や教育者の方はスルーしてください。
よろしくお願いいたします。
当ブログを読んで下さって、ありがとうございます
前回の記事では、段階的な10までの足し算の教え方についてお話させていただきました!
①直接比較の一対一対応
②間接比較の一対一対応
③5の数の構成
④○+1、1+○
⑤5になる足し算
⑥5+○、○+5
⑦同じ数同士の足し算(1+1、2+2……)
⑧繰り上がり練習の足し算1(4+3、4+2、3+4、2+4)
⑨繰り上がり練習の足し算2(6+2、6+3、7+2、2+6、3+6、7+2)
⑩10になる足し算
今回はこちら↑の
①直接比較の一対一対応
②間接比較の一対一対応
③5の数の構成
についてお話しようと思います!
【①直接比較の一対一対応】
数同士を比較することは、算数を勉強するにあたってとっても大切なことです。
数を比較するからこそ「計算」をしようとします。
「どっちが多いかな?」
「どっちが少ないかな?」
と子どもに考えさせて
「どっちがいくつ多いか・少ないか」を考えることが、足し算引き算の立式をすることにつながっていきます。
いきなり立式を教えるよりも…
まずは「どっちが多い?どっちが少ない?」遊びをたくさんすることで、
数量感覚のセンスを養い、立式する必要性を見出すことが大切なのでは?と私は思います
こちらは私がミンネで販売している算数セットの教材なのですが、
このように子どもにわかりやすい具体物を見せてあげて、
どっちが多いか・少ないかを子どもに考えさせます。
私の作った教材の場合は↑「ケーキとお皿どっちが多い?」と子どもに聞いてみて
(答えはケーキだとパッと見でわかると思いますが…)
ケーキとお皿各々の数を数えさせた後、ケーキを皿に載せて「本当にケーキの方が多いのか」確かめさせ
「ケーキが1余るからケーキが1多い」ということを確認します。
こうやって
・(並べたり載せたりしながら)直接比較すること
・数を数えながら答えの予想を立てさせて、実際に合っているかどうかまで確かめさせること
・「余る」から「多い」んだということ
を視覚的に体感させることがとっても大事だと私は思っています。
【②間接比較の一対一対応】
「ケーキを皿の上にのせる」
「ケーキと皿を並べる」
などして具体物を実際動かせる場合を「直接比較」と言いますが
具体物が固定されていて動かせない場合もあります
その場合は「間接比較」で確かめます。
間接比較の方法については色々あると思うので、気になる方は調べてみてください^^
数の比べ方には、直接比較や間接比較があって、
それができない場合は数を数えて数字を使って比較したらいいんだ
ということに気づいて欲しいので、私はこのように数の比較もたくさん勉強させます
こうやって数の比較を親が教えることで、
遊びの中でも子どもは数の比較を見つけ、自分で直接比較や間接比較をしていくと思うので
…間接比較の教え方の詳しいノウハウについてはミンネの販売商品の計算プリントに付属しておりますので、
興味のある方はぜひご検討ください♬
【③5の数の構成】
1年生の計算学習において、大切な学習トップ3に入るのが「5の数の構成」だと私は考えています。
ちなみに一番大切なのが「10の数の構成」で、
「5の数の構成」は「10の数の構成」を勉強する前段階(練習)だと考えています。
10の数の構成が分かるか分からないかが、繰り上がり・繰り下がりができるかできないかの分かれ道になります。
つまり
10の数の構成がイマイチわかっていない子は、繰り上がり・繰り下がりを学習するにはまだ早い…
ということになります。
なので、5の数の構成・10の数の構成はたくさん勉強させてあげたいです
特に10の数の構成はみっちりと!!!
ミンネ商品内では5の構成を勉強するゲームも紹介していますが、
こんな人気商品も市販品でありますよ
このゲーム、「場に出ているカードのフルーツの数が5になったらベルを鳴らす!」という単純なルールなので
3〜4歳くらいの子でも楽しめると思います
でも良いお値段なので…私は自分でカードを作りました!!
百均に似たようなベルが売っているのですが、それで十分でしたよ
うちの子もなかなか楽しんで遊んでました〜!!
…何度も言っているのでくどくて申し訳ないんですけど、自作したカードもミンネで売っているので…またもしよかったら見てあげてください…
https://minne.com/items/27180730
今回の記事では
①直接比較の一対一対応
②間接比較の一対一対応
③5の数の構成
についてお話させていただきました!
次回は④からの、実際の足し算立式についてお話させていただこうと思います