【ご注意

当ブログは数学者でも有名な教育者でもない

「私」の「個人的な考え」です。

共感してくださった方は、参考にしたり取り入れたりしていただければ嬉しいですし、「こんな教え方は違う!」と思われた、高学歴な方・数学者や教育者の方はスルーしてください。

よろしくお願いいたします。




前回は、10までの足し算ができるようになるための段階的な学習についてお話させていただきました!





今日は、できれば毎日やってほしい、足し算学習のための数の教材をご紹介しますニコニコ

それがドッツカード百玉そろばんですキラキラ


学習に必要な素材は、ミンネでもデータ版で販売しているので、興味のある方はぜひ見てあげてください。


https://minne.com/items/27180730




①ドッツカード


ドッツカードとは、こんな感じのカードです↓



こちらは私がミンネで販売しているドッツカードです。


私のカードでは110までの数を赤丸青丸で表しています。ちなみに10だと赤丸5つ青丸5つです。


このカードをパッと見ただけで赤丸青丸合わせて数はいくつなのか答えられるように練習しますニコニコ


3、4歳であれば、赤丸のみ(15まで)は答えられるのではないでしょうか?

素質のある子は15までならパッと見で楽々、ジアタマの良い子なら10までパッと見で分かると思います。


このカードで数を捉えることで、10までの数の量感を視覚的に理解することができます。


また、あえて赤丸・青丸をわけているのは

5+◯=の足し算の問題を視覚的イメージで解くことができるようになるからです花


赤丸は5なので、青丸の数が5+◯=の◯の部分にあたります。


●●●●● 5

●● 2

…つまり、5+2=7‼︎


要するに、5+◯=の問題はこのドッツカードを思い出せばいいだけなのですキラキラ


慣れないうちは赤丸のみの数を練習させて

できるようになった子or元々できる子は、510の青丸も混ぜて練習してみると良いかと思います。


ちょっと飽きてきたら、きょうだいや親とどっちが速く言えるか競争してみてください!

神経衰弱みたいにして遊んでも楽しいですよ!



ちなみに私のミンネの作品では、ドッツカードに加えて「タイルカード」という独自のカードを作ってみましたびっくりマーク



こちらが私がデータで販売している作品の仕上がり例なのですが、ドッツカードの下に並べているのがタイルカードです。


これは、四角のマスの形を利用して、視覚的に足し算・かけ算を理解するカードですキラキラ

タイルの数はいくつなのか、カードを見てパッと答えます。


□□

□□

これは2+2=4で、2×2=4です!


□□

□□

□□

これは2+2+2=6で、2×3=6です!


つならぶと2 つまり 1+1=2

つならぶと4 つまり 2+2=4、2×2=4

つならぶと つまり 2+2+2=6、2×3=6


タイルを数えるということは、面積を求めることと同じ。

足し算にもかけ算にも応用できる計算の仕組みをカードで理解するお勉強ですニコニコ


計算を完全暗記している子って、数字だけで覚えちゃってるから、2+2+2=2×3がうまくつながらないことがあります。


ASDのある子なんかは数字に強い子もいて、そういう子は数字だけのイメージでどんどん計算しちゃいますよね。脳内電卓がすごすぎ…!!!

視覚的イメージを大切にする思いつきタイプのADHDの子や(←これ私のこと)、算数にLDのある子は

算数においても視覚的にアプローチすることが大切ではないでしょうかにっこり




ドッツカードもタイルカードも簡単に作れると思いますが、私の商品も自分なりに色々工夫してあるのでまた見てあげてください!

↓天下の七田式様キラキラからもドッツカードが販売されています









②百玉そろばん


これはすごく効果的な教材です!

私はすごくオススメするし、お勉強幼稚園や小学校で百玉そろばんを使って授業をする先生もたくさんいますよニコニコ

いろんなサイトで紹介されているので、他サイトやYouTubeでも調べてみてください〜


私が思う、百玉そろばんの一番のポイントは

親側が「カチッ!」と音を鳴らしてそろばんをはじくことですキラキラ

この「カチッ!」が大事なんですびっくりマーク←謎のこだわり

百玉そろばんの玉が左から右へ「移動」して、「音がしたら数える」というのは、目も耳も使っているのです!!


1から順に唱えさせたり(順唱)

順唱から逆に唱えさせたり(逆唱)

20まで2とびで唱えたり

50まで5とびで唱えたり

100まで10とびで唱えたり。

一段目は1、二段目は2…と10の階段を作るのも楽しいです!


百玉そろばんを購入したらぜひ、10の合成と分解を教えてあげてください。

10は1と9

10は2と8

10は3と7

……このように♬


小学校の計算問題でつまづくかどうかは、10の数のつくりが理解できているかどうかで決まると言っても過言ではないと思います。

10の合成と分解ができない子は、繰り上がりと繰り下がりの学習でつまづき、2年生の筆算で算数が嫌いになってしまいます。


百玉そろばんはリズムの良さがポイントなので、こちらはぜひYouTubeで探してみてくださいね✨

ぜひお伝えしたいのですが、私は動画に撮られるのが苦手なので……


おすすめの百玉そろばんはこちらです↓





↑私はこれを持っています。

学校でよく使われるのがトモエそろばんの教授用です。そのミニサイズ版。

とにかく、色がいいよだれ花色が赤5黄5に分かれているので、数の作りがわかりやすい!!!

最高です。


やたらカラフルなものとか、玉を通している棒部分が木製で玉の滑りが悪いものは、正直買わない方がいいです。

赤ちゃんのビーズコースターと同じ遊びをするだけになるので。



↑公文からも百玉そろばんが出てます!

でも、トモエそろばんの玉は縦長い丸だけど、公文のは玉が丸すぎて、なんか幅が広すぎるというか…ちょっとイマイチに思うんですよね…



なので百玉そろばんに関してはトモエそろばんの一択です。




これだけでかいとまるで教授用!!笑

楽しくて使いやすくって、3歳くらいまでの子にはとってもいいなと思います!

↑これカラフルだけど、絶対「カチッ!」て鳴るよねハート←まだこだわる







以上、ドッツカードと百玉そろばんが、私のおすすめの幼児算数教材ですにっこり


ミンネの足し算セットでは、ドッツカードやタイルカードの他にも、視覚的にわかりやすくなる工夫がしてある幼児用計算カードや、数の教え方を細かく説明したプリント+計算プリントを販売しているので

また覗いてあげてくださいキラキラ


ちょっと特殊なデータの送り方をしているのでわざとsold outにしてありますが、お問い合わせいただいた方にのみ販売しております。


https://minne.com/items/27180730




算数の学習の基礎づくりのお話をしましたが、

次からは「幼児でもできる10までの足し算」の具体的な学習についてお話ししたいと思っておりますニコニコ