こんばんはemiです
お立ち寄りいただき
ありがとうございます
『墨のゆらめき』
三浦しをんさん著を読みました
表題の字がなんとも
ゆらめきを表しています
墨といえば書道
自由奔放な書道家とホテルマンの交流
大人になっての
居心地のよい交流
ホテルマンが文章を考え
書道家が代筆という交流
その報酬でお酒を飲む仲に
楽しく読み進めました
でも突然書道家より
別れのメールが
それなりの大人になってから
相棒といえる存在を
失うかもしれないゆらめき
文章は軽妙で楽しくて
まほろ駅前多田便利軒を思い起こします
いろいろ日本の問題も出てきます
福祉に繋がっていれば少しは
とか
過酷な人生を送っている人が
たくさんいるんだろうな
などと思いながら読みました
大人なのに
小学生に仲介されて
とネタバレ
面白かったです
過去がどうあれ
私も失いたくないなとおもう関係が
とてもいいと思いました
